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サステナビリティコミュニケーション協会がESGサイト格付けを発表、日本電気や三菱地所がゴールド賞を受賞

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

サステナビリティコミュニケーション協会がESGサイト格付けを発表、日本電気や三菱地所がゴールド賞を受賞

PR TIMES より


記事の要約

  • サステナビリティコミュニケーション協会がサイト格付けを発表
  • 日本電気、三菱地所、サントリーがゴールド賞を受賞
  • 国内全上場企業のWebサイトを対象に調査を実施

サステナビリティサイト・アワード2025発表、ESG情報開示が充実

サステナビリティコミュニケーション協会は、ESGに関するWebサイトの情報充実度を格付けした「サステナビリティサイト・アワード2025」を2025年1月27日に発表した。このアワードは2017年から開始され今回で9回目となり、国内全上場企業および非上場大手企業のサイトを対象としたサステナビリティ情報充実度調査の結果を表彰している。[1]

日本電気や三菱地所、サントリーホールディングスがゴールド賞を受賞し、KDDIや住友林業、旭化成など17社がシルバー賞、セイコーエプソンやソフトバンク、大成建設など14社がブロンズ賞を獲得した。アワードの受賞企業は全上場企業の1%程度にとどまるものの、サステナビリティコンテンツの開示レベルは着実に向上している。

最近のサイトでは、事業を通じた社会課題解決から企業価値向上へと傾向が変化しており、より成果を意識した開示が増加している。2023年3月期からの有価証券報告書におけるサステナビリティ関連情報の開示義務化の影響により、企業価値を意識した戦略的な開示へと移行している。

サステナビリティサイト・アワード2025の受賞企業まとめ

賞の種類 受賞企業
ゴールド賞 日本電気、三菱地所、サントリーホールディングス
シルバー賞 KDDI、住友林業、旭化成、日産化学、日本電信電話、JFEホールディングス、三井金属鉱業、UACJ、ブラザー工業、三井不動産、TDK、日東電工、大日本印刷、東京エレクトロン
ブロンズ賞 セイコーエプソン、参天製薬、ソフトバンク、大成建設、ニッスイ、レゾナック・ホールディングス、信越化学工業、日本触媒、住友ベークライト、UBE、DOWAホールディングス、サントリー食品インターナショナル、ブリヂストン、オリエンタルランド
サステナビリティサイト・アワード2025の詳細はこちら

サステナビリティ関連財務開示について

サステナビリティ関連財務開示とは、企業のサステナビリティに関する取り組みや成果を財務的な観点から開示する情報のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 企業価値と直接的に関連する非財務情報の開示
  • 長期的な企業価値創造プロセスの説明
  • リスクと機会の定量的な評価と開示

サステナビリティサイト・アワード2025では、有価証券報告書におけるサステナビリティ関連情報の開示義務化の影響により、企業のサイトコンテンツもサステナビリティ関連開示から財務開示を意識した構成に変化している。この変化は2019年頃からのサステナビリティレポートから統合報告書への移行傾向と類似した動きを示している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ESGサイト格付け「サステナビリティサイト・アワード2025」を発表 | 一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000072039.html, (参照 25-01-28).

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