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公開：2025-01-29

シーエムシー出版が藻類の二酸化炭素固定化と有用物質生産に関する新書籍を発売、ブルーカーボン・クレジット制度への対応を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• シーエムシー出版が藻類に関する新書籍を発売
• ブルーカーボン・クレジット制度に対応した内容を収録
• 藻類の育種・品種改良と応用技術を解説

藻類による二酸化炭素回収・固定化と有用物質生産の書籍発売

株式会社シーエムシー出版は、藻類の育種・品種改良や応用技術に関する最新書籍『藻類による二酸化炭素回収・固定化と有用物質生産』を2025年1月31日に発売する予定だ。本書は京都大学の植田充美氏が監修を務め、ブルーカーボン・クレジット制度の開始に伴い注目される藻類の研究開発動向を詳細に解説している。^[1]

本書籍では藻類によるCO2固定化と有効利用技術への展開から始まり、カーボンリサイクルファンド活動概要とブルーカーボンに係る取組の推進について網羅的に解説している。効率的なCO2固定化・有用物質生産に向けた藻類の品種改良・育種技術についても詳しく説明されているのだ。

さらに藻類産業の実現に向けた大量培養技術や、藻類による有用物質生産に向けた取り組みなど、実用化に向けた具体的な技術開発の現状も掲載されている。本書は全213頁で構成され、B5判の大判サイズで詳細な技術情報が盛り込まれているのが特徴だ。

藻類による二酸化炭素回収・固定化と有用物質生産の書籍概要

ブルーカーボン・クレジット制度について

ブルーカーボン・クレジット制度とは、海洋生態系による炭素固定・貯留機能を活用した温室効果ガス削減の取り組みを評価・認証する制度のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 海藻類や植物プランクトンによる二酸化炭素の吸収・固定を定量化
• カーボンクレジットとして認証し、取引可能な環境価値として活用
• 海洋における炭素固定化の促進と持続可能な海洋資源利用を両立

藻類は海洋における重要な炭素固定化源として注目を集めており、その育種・品種改良技術の開発が進められている。本書で解説される藻類の研究開発動向は、ブルーカーボン・クレジット制度の活用と海洋生態系を活用した地球温暖化対策の推進に貢献することが期待されているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「藻類の育種・品種改良、応用技術動向を収載！海洋における炭素固定化源として、研究開発が進む藻類の最新動向をまとめた書籍「藻類による二酸化炭素回収・固定化と有用物質生産」が発刊！ | 株式会社シーエムシー出版のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000220.000117216.html, (参照 25-01-29).

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