晴海トリトンが資源循環サービスPASSTOを導入、地域と共にサステナビリティを推進へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

住商アーバン開発株式会社が運営する晴海トリトンは、2025年2月1日より資源循環サービス「PASSTO」を導入することを発表した。このサービスでは衣類やファッション雑貨、ホビー用品などの不要品を回収し、再利用や再資源化を行うことで地域全体のサステナブルな発展を目指している。^[1]

晴海トリトンは「職・遊・住の美しい調和」をコンセプトとした商業ゾーンとして、豊かな自然との共生や環境保全への配慮を重視してきた。廃棄量削減に着目し株式会社ECOMMITが提供するPASSTOの導入を決定したことで、地域のお客様と共にサステナビリティの推進を実現できると見込んでいる。

PASSTOは使わなくなった不要品を回収し、最適な使い方の選別やリユース・リサイクルの循環を作り出す仕組みとなっている。晴海トリトン2階のトリトン通り沿いダイソー前に設置される回収ボックスに不要品を入れるだけで、誰でも気軽にサステナブルな取り組みに参加することが可能だ。

項目	詳細
導入開始日	2025年2月1日
設置場所	晴海トリトン2階トリトン通り沿いダイソー前
対象品目（衣類）	トップス、ボトムス、ジャケット、コート
対象品目（雑貨類）	バッグ、キャップ、ベルト、ミニカー、鉄道玩具、ぬいぐるみ、フィギュア
運営会社	株式会社ECOMMIT

資源循環サービスとは、使用済み製品や不要品を回収し、再利用や再資源化を行うことで、環境負荷を低減するサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

資源循環サービスは企業や自治体のサステナビリティ推進に向けた重要な取り組みとして注目されている。株式会社ECOMMITは全国7箇所に循環センターを持ち、トレーサビリティシステムによってリユース・リサイクル率の算出やCO2削減量のレポーティングまで行うことが可能だ。

PASSSTOの導入は、商業施設における環境配慮型サービスの新たなモデルケースとなる可能性を秘めている。特に専門店約60店舗を有する晴海トリトンでの導入は、多くの来店客に対してサステナビリティへの取り組みを可視化し、環境意識の向上につながるだろう。

今後の課題としては、回収品の品質管理や適切な再利用先の確保が挙げられる。これらの課題に対しては、利用者への適切な情報提供や回収品の取り扱いガイドラインの整備が有効な解決策となり得るだろう。

将来的には、回収品の履歴をブロックチェーンで管理し、リサイクル過程の透明性を高めることも期待される。さらに、他の商業施設との連携による回収ネットワークの拡大や、AI技術を活用した回収品の選別効率化なども検討の余地があるだろう。

^ PR TIMES. 「＜晴海トリトン＞２月１日（土）資源循環サービス「PASSTO（パスト）」を導入 | 住商アーバン開発株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000050263.html, (参照 25-01-31).

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