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公開：2025-01-31

アクアイグニス仙台が学生と共同開発したFUJITSUKA化粧水、地域資源活用と復興支援の象徴として2025年2月に発売

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アクアイグニス仙台がFUJITSUKA化粧水を2025年2月に発売
• 藤塚の湯の温泉水を100%使用した地域資源活用商品
• 学生チームと企業の共同開発による地域復興プロジェクト

FUJITSUKA化粧水の開発と地域復興への取り組み

アクアイグニス仙台は大学生チームと株式会社ファーメンステーションと共同で開発したFUJITSUKA化粧水を2025年2月22日より発売する予定だ。この化粧水は東日本大震災の津波被害により集団移転を余儀なくされた宮城県仙台市若林区藤塚地区の温泉水を活用し、地域資源の新たな価値創造と復興の象徴として位置付けられている。^[1]

地域活性化を目指す東北大学の学生チームは2023年1月のプログラム参加をきっかけに約2年間の開発期間を経て商品化にこぎつけた。製品コンセプトの策定から試作改良を重ね、2024年4月には購入予約数100本の目標を達成し、10月にはパッケージデザインの完成まで漕ぎ着けている。

アクアイグニス仙台は2022年4月から運営を開始した複合商業施設で、地下1000メートルから湧出する藤塚の湯を活用している。サステナブルな施設づくりを目指し、温泉排熱や地中熱の回収システムの導入、太陽光集熱システムの実証実験など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に展開してきた。

FUJITSUKA化粧水の特徴まとめ

アクアイグニス仙台の詳細はこちら

米もろみ粕エキスについて

米もろみ粕エキスとは、岩手県奥州市の休耕田で栽培されたオーガニック玄米から抽出された成分のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• アミノ酸やセラミドを豊富に含有する天然由来成分
• 独自の発酵技術により抽出された高保湿成分
• 年齢に応じたスキンケアに適した成分

株式会社ファーメンステーションは未利用資源を活用した発酵技術で注目を集める企業で、循環型の製品開発を実践している。発酵粕を化粧品原料として使用するだけでなく、家畜飼料や肥料としても活用することで、サステナブルな製品開発の実現に貢献している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「＜アクアイグニス仙台＞学生の挑戦×温泉の恵み！地域資源から生まれた『FUJITSUKA化粧水』発売決定！ | 株式会社アクアイグニスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000072765.html, (参照 25-01-31).

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