ティーピーリンクジャパンがWi-Fi 7対応新製品3機種を発表、最大9220Mbpsの高速通信を実現するゲーミングルーターなど展開へ
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記事の要約
- ティーピーリンクジャパンがWi-Fi 7対応製品3機種を発売
- ゲーミングルーターArcher GE550とPCIeアダプタ2機種を展開
- 実売予想価格は4万3,780円から9,900円の価格帯を設定
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ティーピーリンクジャパンがWi-Fi 7対応製品の新製品3機種を発表
ティーピーリンクジャパンは次世代無線LAN規格「Wi-Fi 7」に対応した新製品3機種を2月13日より発売することを発表した。発表された製品は、トライバンドゲーミングルーター「Archer GE550」と、PCIeアダプタ2機種「Archer TBE550E」「Archer TBE400E」となっており、実売予想価格は順に4万3,780円、1万4,190円、9,900円前後となっている。[1]
Archer GE550は、6GHz帯で最大5,764Mbps、5GHz帯で2,882Mbps、2.4GHz帯で574Mbpsという高速な通信速度を実現している。Wi-Fi 7の新機能であるマルチリンクオペレーション技術により、複数の帯域に同時接続が可能となり、安定した通信と効率的なデータ転送を実現するものとなっている。
有線接続においても充実した仕様となっており、5Gbps WANポート1基、5Gbps LANポート1基、2.5Gbps LANポート3基を搭載している。ゲーマー向けの機能として、ゲームブースト機能やカスタマイズ可能なRGBライティング、直感的な管理ツールなども実装されており、本体サイズは237×129.5×193mmとなっている。
Wi-Fi 7対応新製品の機能まとめ
Archer GE550 | Archer TBE550E | Archer TBE400E | |
---|---|---|---|
最大通信速度(6GHz) | 5,764Mbps | 5,760Mbps | 2,882Mbps |
最大通信速度(5GHz) | 2,882Mbps | 2,880Mbps | 2,882Mbps |
最大通信速度(2.4GHz) | 574Mbps | 688Mbps | 688Mbps |
実売予想価格 | 43,780円 | 14,190円 | 9,900円 |
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マルチリンクオペレーション技術について
マルチリンクオペレーション技術とは、Wi-Fi 7で導入された新機能で、複数の周波数帯域を同時に利用して通信を行う技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 複数の周波数帯域を同時に使用することで通信速度を向上
- 帯域幅を効率的に活用し、安定した通信を実現
- 通信の遅延を最小限に抑え、リアルタイム性を向上
Wi-Fi 7対応製品では、このマルチリンクオペレーション技術により6GHz、5GHz、2.4GHzの3つの周波数帯域を効率的に活用することが可能となる。複数の帯域を同時に使用することで、通信速度の向上と安定性の確保を両立し、高速かつ信頼性の高い通信環境を実現している。
Wi-Fi 7対応製品の発売に関する考察
Wi-Fi 7対応製品の登場により、ホームネットワーク環境は大きな変革期を迎えようとしている。特にゲーミングルーターArcher GE550は、トライバンド対応と高速な有線ポートの搭載により、オンラインゲームやストリーミングサービスの利用において、より快適な環境を提供することが期待できるだろう。
一方で、Wi-Fi 7対応製品の普及には、対応端末の拡充や価格帯の適正化といった課題が存在している。特にPCIeアダプタの2機種については、既存のPCをWi-Fi 7対応にアップグレードできる選択肢として注目されるが、対応可能なマザーボードの制限や導入コストの問題も考慮する必要があるだろう。
今後はWi-Fi 7対応製品の性能や機能の向上に加え、価格面での最適化も進むことが予想される。特にゲーミング市場における需要の高まりを考慮すると、より幅広い価格帯での製品展開や、特定用途に特化した機能の強化など、市場ニーズに応じた製品開発が期待されるだろう。
参考サイト
- ^ TP-Link. 「Archer GE550 | BE9300 トライバンド Wi-Fi 7 ゲーミングルーター | TP-Link 日本」. https://www.tp-link.com/jp/home-networking/wifi-router/archer-ge550/, (参照 25-02-01).
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