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エミライがFIIOの高音質CDプレーヤーDM13 BTを発売、デュアルDAC・デュアルアンプ搭載で音質向上を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • FIIOのBluetooth対応CDプレーヤーDM13 BTを発売
  • デュアルDAC・デュアルアンプ構成による高音質設計
  • 4色展開で店頭予想価格26,950円前後

FIIOの高音質ポータブルCDプレーヤーDM13 BT発売

エミライは2024年2月7日、FIIOブランドの新製品としてBluetooth対応ポータブルCDプレーヤー「DM13 BT」の発売を発表した。シーラスロジック製「CS43198」DACチップを2基、SGマイクロ製「SGM8262」アンプを2基搭載し、デュアルDAC+デュアルアンプ構成による高音質設計を採用している。[1]

DM13 BTは4.4mmバランス出力で最大660mWの高出力を実現し、3.5mmシングルエンド出力と合わせて幅広いヘッドホンに対応する設計となっている。デジタル音声出力やaptX HD対応Bluetoothなど多彩な出力にも対応し、高コントラストのLCDディスプレイを搭載することで直感的な操作性を実現した。

カラーバリエーションはBlack、Silver、Red、Transparentの4色展開で、価格はいずれもオープンプライスとなっており、店頭予想価格は26,950円前後となっている。内蔵バッテリーには3,750mAhの大容量バッテリーを採用し、最大約10時間の連続再生が可能だ。

DM13 BTの主な仕様まとめ

項目 詳細
DACチップ シーラスロジック製CS43198×2基
アンプ SGマイクロ製SGM8262×2基
出力端子 4.4mmバランス(最大660mW)、3.5mmシングルエンド(最大180mW)
カラー展開 Black、Silver、Red、Transparent
バッテリー容量 3,750mAh(最大約10時間再生)
その他機能 aptX HD対応Bluetooth、デジタル音声出力、高コントラストLCD

DACチップについて

DACチップとは「Digital to Analog Converter」の略で、デジタル信号をアナログ信号に変換する半導体チップのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 高精度なデジタル-アナログ変換処理を実現
  • ノイズの少ないクリアな音質を実現
  • 複数基搭載によりチャンネルセパレーション向上

DM13 BTに搭載されているシーラスロジック製CS43198 DACチップは、高性能な32bit DACとして知られており、左右独立で2基搭載することで高音質な音楽再生を実現している。独自の専用オーディオアーキテクチャと組み合わせることで、さらなる音質向上を図っている。

FIIOのDM13 BTに関する考察

DM13 BTはデュアルDAC・デュアルアンプ構成や高出力バランス端子の採用により、高音質なポータブルCDプレーヤーとしての性能を十分に備えている。特にaptX HD対応のBluetoothやデジタル音声出力を搭載することで、様々な使用環境に対応できる柔軟性を持ち合わせているだろう。

しかし、CDプレーヤーという性質上、音飛びや読み取りエラーへの対策が重要な課題となってくる。ESP電子防振機能を搭載しているものの、実際の使用環境下での性能や耐久性については、長期的な評価が必要になってくるはずだ。

将来的には、より高性能なBluetoothコーデックへの対応や、CDリッピング機能の拡充などが期待される。特にハイレゾ音源への対応やスマートフォンとの連携機能の強化は、製品の価値をさらに高めることになるだろう。

参考サイト

  1. ^ FIIO Japan. 「「CS43198」DACチップ2基、「SGM8262」アンプ2基搭載による高音質設計​。多岐にわたる機能をつめこんだFIIOの考える理想のCDプレーヤー「DM13 BT」 – FIIO Japan」. https://www.fiio.jp/news/dm13-bt/, (参照 25-02-01).

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