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アズジェントがSecureLayer Browser Extensionをモジュール化、中堅企業向けのセキュリティ対策を強化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • アズジェントがSecureLayer Browser Extensionを機能別提供開始
  • SaaSの安全利用に向けた3つのモジュール型セキュリティ機能を展開
  • マネージドサービスプロバイダを通じて中堅企業向けに提供

ブラウザセキュリティサービスSecureLayerのモジュール提供開始

アズジェントは、LayerX Security Ltd.が開発したブラウザセキュリティソリューション「SecureLayer Browser Extension」の機能をモジュール化し、2025年2月4日よりマネージドサービスプロバイダを通じてサービス提供を開始した。SecureLayerはSaaS利用時のブラウザ起因のセキュリティリスクを軽減する次世代型セキュリティソリューションで、ChromeやEdgeなどの一般的なブラウザにプラグインとして導入することが可能となっている。[1]

SecureLayerの主要機能は、Webアプリ・SaaS利用状況の可視化によるシャドーIT検出、アカウント制御とブラウザ制御によるセキュリティ維持、フィッシング対策とURLフィルタリング、機密情報や知的財産の保護などが含まれている。アズジェントはこれらの機能を3つのモジュールに分割し、顧客のニーズに応じて選択できる柔軟な導入形態を実現した。

アズジェントは2024年2月からSecureLayerの販売を開始しており、顧客からの要望に応えて機能のモジュール化を実施することになった。中堅企業のデジタル人材不足に対応するため、マネージドサービスプロバイダを通じたサービス提供を選択し、今後3年間で2億円の販売を目指している。

SecureLayerの機能とサービス価格まとめ

フルパッケージ Authentication module Secure Browsing module DLP module
参考価格(月額/ユーザ) 1,000円 500円 500円 500円
基本機能 全機能利用可能 アカウント制御 フィッシング対策 機密情報保護
可視化機能
SecureLayerの詳細はこちら

DLPについて

DLPとは「Data Loss Prevention」の略称で、組織の機密情報や個人情報が外部に流出することを防ぐためのセキュリティ対策を指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • クラウドストレージやフリーメールへのファイル添付をブロック
  • 生成AIや翻訳サイトへの機密情報の貼り付けを防止
  • ブラウザ経由のデータ流出を包括的に制御

SecureLayerのDLPモジュールは、ChatGPTなどの生成AIサービスやクラウドストレージへの機密情報の流出を防ぐ機能を提供している。このモジュールは単体でも利用可能で、既存のCASBを導入している企業向けに、ブラウザからの情報漏洩対策として導入することができる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「SaaSを安全に利用するためのブラウザセキュリティサービス提供開始 | 株式会社アズジェントのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000122556.html, (参照 25-02-04).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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