NTT ComがWideAngle ASMを提供開始、企業のIT資産の脆弱性を可視化しセキュリティリスク軽減へ
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記事の要約
- NTT ComがWideAngle ASMサービスの提供を開始
- IT資産の弱点を可視化しセキュリティリスクを軽減
- ダークウェブ上の情報漏洩も監視可能に
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NTT ComがIT資産の脆弱性を可視化するWideAngle ASMを提供開始
NTTコミュニケーションズ株式会社は、企業のIT資産の弱点を攻撃者の視点で可視化し継続的にセキュリティリスクを軽減する「WideAngle ASM」を2025年2月3日より提供開始した。エス・エム・エス・データテックが提供するダークウェブアイの高度な情報収集機能とNTT Comのセキュリティに特化したヘルプデスクを組み合わせることで、企業の包括的なセキュリティ管理を実現している。[1]
WideAngle ASMは企業のIT資産管理を実現し、放置されているサーバーや不要なポートの開放、脆弱性が放置されているなどの設定不備を継続的に検出することが可能となっている。週1回のスキャンによってIPアドレスやドメイン、空きポート、VPN機器情報などを自動的に検出し、アラートをメールで通知する機能を備えている。
NTT ComはCyber Exposure Managementとしてクライアントの総合的な運用をサポートし、アタックサーフェス上の脆弱性や設定ミスによる予期しないインターネット上への露出を把握して適切に対処することが可能だ。サービスの価格は1ドメインあたり月額49,500円からで、情報漏洩検知機能を追加したプランは月額82,500円となっている。
WideAngle ASMの主な機能まとめ
機能 | 詳細 |
---|---|
定期スキャン | 週1回のIT資産スキャン、IPアドレス・ドメイン・空きポートなどの自動検出 |
アラート通知 | 検知したアラートを指定メールアドレスへ自動通知 |
ダッシュボード | IT資産一覧・アラート一覧を日本語で表示 |
ヘルプデスク | アラートの見方や対処方法をサポート |
情報漏洩検知 | ダークウェブ上の漏洩情報を監視・確認 |
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アタックサーフェスについて
アタックサーフェスとは、インターネットに直接接続されているIT資産のことを指しており、攻撃者からの脅威に常にさらされている要素として以下のような点が挙げられる。
- 脆弱性が放置されたネットワーク機器
- 設定ミスが放置されたサーバー
- 基本的なセキュリティ対策ができていないIT資産
近年、経済産業省から「ASM導入ガイダンス」が発表されるなど、アタックサーフェス上の脆弱性や設定ミスをなくすためのASMサービスが注目を集めている。NTT Comは「WideAngle マネージドCSPM」や「WideAngle アドバイザリープラス」など幅広いメニューを揃え、セキュリティリスクの軽減に取り組んでいる。
参考サイト
- ^ NTT. 「ニュース 2025年2月3日:企業のIT資産の弱点を可視化し、セキュリティリスクを軽減する「WideAngle ASM」を提供開始|ドコモビジネス|NTTコミュニケーションズ 企業情報」. https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2025/0203.html, (参照 25-02-04).
- 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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