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東急グループがバーチャルPPAによる再生可能エネルギー100%電力の自産自消を2025年に実現、CO2削減と脱炭素化を推進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

東急グループがバーチャルPPAによる再生可能エネルギー100%電力の自産自消を2025年に実現、CO2削減と脱炭素化を推進

PR TIMES より


記事の要約

  • 東急グループ初のバーチャルPPAによる再エネ電力の自産自消を実現
  • 東急電鉄の施設で再エネ由来100%電力を2025年中に導入
  • 年間約67万kWhの電力が再エネに置き換わり294tのCO2削減へ

東急グループがバーチャルPPAによる再エネ電力の自産自消を開始

東急株式会社と東急電鉄株式会社および株式会社東急パワーサプライは、2025年中に再生可能エネルギー由来100%電力の自産自消を実現する取り組みを2024年2月4日に発表した。東急の100%出資により設立された特別目的会社が開発する太陽光発電所由来の環境価値を東急パワーサプライを通じて東急電鉄の施設へ提供することで実現される計画だ。[1]

東急電鉄では2022年4月から全路線での運行および駅の運営にかかる電力を日本初の取り組みとして再エネ由来100%電力に置き換えている。今回の取り組みでは電車とバスの博物館などの施設についても東急グループが開発する発電所由来の再エネ電力を調達することで脱炭素化をさらに推進する方針である。

本取り組みではバーチャルPPAのスキームを活用し追加性のある再エネ由来100%電力を長期的に安定調達することが可能となる。これにより新規に年間約67万kWhの電力が再エネ電力に置き換わり年間約294tのCO2を削減できる見込みであることが明らかになっている。

再エネ電力導入の概要

項目 詳細
開始時期 2025年中
対象施設 鷺沼駅ビル、新丸子保線区、梶が谷保線区、電車とバスの博物館
電力量 年間約67万kWh
CO2削減量 年間約294t-CO2
実施方式 バーチャルPPAスキーム

バーチャルPPAについて

バーチャルPPAとは太陽光を含む再生可能エネルギー発電所由来の電力および環境価値のうち環境価値のみを長期間需要先に供給するスキームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 環境価値のみを長期契約で供給可能
  • 再生可能エネルギーの新規設備増加に貢献
  • 安定的な電力調達を実現

バーチャルPPAは東急電鉄初のコーポレートPPAによる電力調達方式となっており環境ビジョン2030の目標達成に向けた重要な取り組みとなっている。このスキームの活用により東急グループは地域環境に配慮した創エネと蓄エネを推進し沿線地域のスマートでグリーンなECOシステムの構築を目指している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「東急㈱グループ初!バーチャルPPAを活用した再エネ由来100%電力の“自産自消”を実現! 太陽光発電所由来の環境価値を東急電鉄保有施設へ提供 | 株式会社 東急パワーサプライのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000020242.html, (参照 25-02-05).

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