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公開：2025-02-13

鹿児島県出水市が3D技術教育を実証、出水商業高等学校で九州初の正課授業として実施へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 鹿児島県出水市が3D技術教育実証事業を実施
• 出水商業高等学校で九州初の3D技術正課授業を開催
• 2025年2月21日に成果発表会を市役所で開催予定

出水商業高等学校における3D技術教育の実証事業開始

Expert Material Laboratories株式会社は鹿児島県出水市の教育実証事業の成果発表会への協賛を2025年2月12日に発表した。出水商業高等学校では令和6年度に3年生を対象とした九州初となる正課の3D技術授業を実施しており、学生たちは同校のイメージキャラクター「つるみんじゃー」を3D技術でモデリングし3Dプリンタで出力するまでの一連の技術を学習している。^[1]

エキマテ社をはじめとする複数の先進企業が本事業に協力しており、APPLE TREE株式会社が3Dスキャナーを、日本エイサー株式会社が裸眼3D立体視液晶モニターを、株式会社サンステラが3Dプリンタを提供している。一般社団法人日本3D教育協会代表理事の吉本大輝氏が講師として指導を行い、生徒たちから高い評価を得ることに成功した。

出水市は「ITで日いずるまちに」をスローガンに掲げ、情報通信関連産業の育成と必要な人材・企業の誘致を推進している。出水商業高等学校は1948年の設立以来1万人を超える卒業生を輩出しており、「夢をかたちに」を合言葉に地域に根ざした教育活動を展開している。

成果発表会の概要まとめ

3Dモデリングについて

3Dモデリングとは、コンピュータ上で立体的な形状やデザインを作成する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 3次元の座標系を用いて物体の形状を数値的に表現
• 3Dプリンタによる出力や立体視モニターでの表示が可能
• 製造業やデジタルコンテンツ制作で広く活用

3Dモデリング技術は医療や製造など様々な分野での活用が進んでおり、実物を3D技術に変換し3Dプリンタで出力するまでの流れを理解できる人材が強く求められている。出水商業高等学校の取り組みは、このような産業界のニーズに応える人材育成の先駆的な事例となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「鹿児島県出水市の教育実証事業の成果発表会開催出水商業高等学校、国内有数の３D専門家が指導 | Expert Material Laboratories株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000131610.html, (参照 25-02-13).

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