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公開：2025-02-19

ハンファジャパンが米国Enphase社製マイクロインバーター搭載のRe.RISE ACを発表、安全性と発電効率の最大化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ハンファジャパンがRe.RISE ACシステムを発表
• 米国Enphase社の最新マイクロインバーターを搭載
• 安全性と発電効率の最大化を実現

ハンファジャパンのRe.RISE AC太陽光発電システム発表

ハンファジャパン株式会社は、米国トップシェアEnphase社の日本初上陸となる最新型マイクロインバーターと小型太陽電池モジュールRe.RISE S 230を組み合わせたプレミアム太陽光発電システムRe.RISE ACを2025年2月17日に発表した。同社は2021年にMLPE技術搭載システムQ.SUPREMEを発売して以来、Re.ALISEに続く第三弾の製品となるだろう。^[1]

米国最先端のMLPE技術を採用したRe.RISE ACシステムは、モジュール1枚ごとにマイクロインバーターを搭載することで狭小屋根や影のかかる屋根への設置を可能にし、システム全体の発電効率を最大化する仕組みを実現している。モジュールとマイクロインバーターが事前に統合された状態で出荷されるため、施工時の作業量と工期を大幅に削減することが可能だ。

太陽電池モジュールごとに安全な交流に変換する設計により、高電圧の直流を宅内に引き込む必要がなくなり火災リスクを最小限に抑制することができる。さらに故障時の影響を局所化し他のモジュールへの影響を最小限に抑えることで、システム全体の安全性と信頼性を向上させている。

Re.RISE ACシステムの特長まとめ

Re.RISEの詳細はこちら

MLPE技術について

MLPE技術とは、Module-Level Power Electronicsの略称で、太陽電池モジュール1枚ごとに設置して出力を最適化する技術のことを指している。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• モジュールごとの個別制御による発電効率の最大化
• 部分影の影響を最小限に抑制する最適化機能
• モジュールレベルでの安全性と監視機能の実現

太陽光発電システムにおいて、従来のストリング型インバーターでは複数のモジュールを直列接続して一括で制御していたが、MLPE技術では各モジュールを独立して制御することができる。この技術により、設置場所の制約を受けにくく、また部分影などの影響を最小限に抑えながら最大限の発電量を確保することが可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ハンファジャパン、米国最新型マイクロインバーターを搭載したプレミアム太陽光発電システムを発表 | ハンファジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000174.000009490.html, (参照 25-02-19).

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