Absolute SecurityがResilience Platform拡張機能を発表、サイバーレジリエンスとパッチ管理機能が大幅に向上
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記事の要約
- Absolute SecurityがResilience Platform拡張を発表
- パッチ適用と脆弱性管理の新機能を追加
- リモートからのワンクリック復元機能を実装
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サイバーレジリエンス向上を実現するAbsolute Securityの新機能
Absolute Securityは、サイバーレジリエンス分野における新たな取り組みとして、Absolute Resilience Platformの機能拡張を2025年1月28日に発表した。この拡張により、内蔵のレジリエントな自動パッチ管理、脆弱性スキャンおよび修正、ワークフローの自動化、リモートからのワンクリックエンドポイントリハイドレーションが可能になっている。[1]
このプラットフォームは6億台を超えるエンドポイントに組み込まれており、エンドポイント管理のコストを削減しながら、セキュリティとITコントロール全体のレジリエンスを向上させることが可能となった。データによると、Absoluteのレジリエンス機能により、必須のセキュリティコントロールとツールでほぼ100%の時間で適合性とパフォーマンスの基準を満たせるようになっている。
さらに、Windows、Mac、LinuxのOSとセキュリティのパッチ、および数百にのぼる主要サードパーティーアプリケーションに対応した高度なパッチ適用とスキャン機能が追加された。この機能により、OSやソフトウェアに脆弱性があるデバイスを自動検出し、人手によるIT運用を大幅に削減することが可能となっている。
Absolute Resilience Platformの新機能まとめ
パッチ | 修正 | 自動化 | リハイドレーション | |
---|---|---|---|---|
主な機能 | 自動パッチ適用と脆弱性スキャン | 包括的な脆弱性修正 | ノーコードワークフロー | ワンクリック復元 |
対応OS | Windows/Mac/Linux | 全対応OS | 全対応OS | 全対応OS |
特徴 | 自動検出機能 | 既製修正ワークフロー | スケジューリング可能 | 数分での復元 |
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サイバーレジリエンスについて
サイバーレジリエンスとは、組織がサイバー攻撃や障害から迅速に回復し、事業を継続する能力のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- システムの自動復旧機能による継続的な運用保証
- セキュリティ対策の自動化による防御力強化
- インシデント発生時の迅速な復旧能力
Absolute Securityのデータによると、最高のセキュリティコントロールや管理ツールでも、攻撃に対する防御と中断からの回復に必要なレベルで有効性と適合性を維持できていない時間が25%以上存在する。この課題に対し、レジリエンス機能の統合により、セキュリティコントロールの有効性を大幅に向上させることが可能となっている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「Absolute Security、パッチ適用、脆弱性管理、ランサムウェア対策のための新しい内蔵レジリエンス機能を発表 コストと複雑さの軽減と同時にサイバーレジリエンスを向上 | Absolute Software株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000098983.html, (参照 25-02-19).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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