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IIJが次世代GIGAスクール構想向けの専用帯域確保型インターネット接続ソリューションを発表、3月より提供開始へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • IIJが次世代GIGAスクール構想向けの高速インターネット接続を発表
  • 専用帯域確保型で1Gbpsから10Gbpsの接続速度を提供
  • TOKAIコミュニケーションズの光ファイバーネットワークを活用

IIJが次世代GIGA構想に向けた専用帯域確保型インターネット接続ソリューションを発表

株式会社インターネットイニシアティブは2025年2月17日、文部科学省が提唱する次世代GIGAスクール構想「Next GIGA」に向けた専用帯域確保型インターネット接続ソリューション「インターネット接続 1G/10Gスタンダード」を発表した。TOKAIコミュニケーションズの光ファイバーネットワークを活用し、3月1日より公立の小中高等学校を所管する教育委員会向けに提供を開始する予定だ。[1]

新ソリューションでは各学校に1Gbpsもしくは10Gbpsの専用回線を敷設し、学校ごとに帯域確保型のインターネット接続を提供するパターンと教育委員会所管の学校全体で帯域を確保するパターンの2通りから選択が可能となった。文部科学省が定めた通信ネットワークの推奨帯域を満たすことができ、学校の授業や校務等での利用に限定することで価格を抑えた提供を実現している。

IIJは東京都248か所、横浜市517か所、鎌倉市26か所、千葉市169か所、柏市63か所などの教育委員会向けに専用回線による学校ネットワークを構築してきた実績をベースにしている。セッション数の上限を設けず大容量で快適なネットワークを構築可能で、多くのSaaSとダイレクト接続を実施しており低遅延で快適な通信を実現できる。

IIJの新ソリューション提供内容まとめ

項目 詳細
初期費用 110,000円(税抜、IPアドレス取得代行費用含む)
月額費用 1Gbps:98,000円~、10Gbps:148,000円~(税抜)
提供エリア 北関東~西日本エリア(順次拡大予定)
品質保証 可用性、遅延時間、パケット損失率、障害通知の4項目を保証
サポート体制 24時間365日の障害受付・障害切り分け・復旧作業サポート

帯域確保型インターネット接続について

帯域確保型インターネット接続とは、契約した通信速度を常時利用可能な状態に保つインターネット接続サービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 他のユーザーの影響を受けない専用の通信帯域を確保
  • 安定した通信速度で大容量データの送受信が可能
  • 通信品質が保証され、遅延やパケットロスを最小限に抑制

今回IIJが提供を開始する帯域確保型インターネット接続ソリューションは、GIGAスクール構想における学校のICT環境整備に特化した設計となっている。教育現場での一人一台端末の活用やクラウド上の学習コンテンツの利用、デジタル教科書の普及に向けて、安定した高速通信環境を実現することが可能だ。

参考サイト

  1. ^ インターネットイニシアティブ(IIJ). 「IIJ、2025年度開始の次世代GIGAスクール構想「Next GIGA」に向けて新たな帯域確保型インターネット接続ソリューションを提供開始 | IIJについて | IIJ」. https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2025/0217.html, (参照 25-02-18).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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