セキュリティ

SECURITY

公開：2025-02-19

キヤノンITSがMammoth Cyber Enterprise Browserを国内初提供、VPN不要で安全なリモートワーク環境を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• キヤノンITSがMammoth Cyber Enterprise Browserを提供開始
• ブラウザーベースのセキュリティ対策で情報漏えいを防止
• VPN不要でクラウドサービスへの安全なアクセスを実現

エンタープライズブラウザーによるセキュリティ強化とリモートワーク支援

キヤノンITソリューションズは、ITインフラサービス「SOLTAGE」の新たなセキュリティラインアップとして、米国Mammoth Cyber社のエンタープライズブラウザー「Mammoth Cyber Enterprise Browser」の提供を2025年2月18日より開始した。リモートワークやSaaS利用が増加する中で、セキュアな環境整備の需要に応えるソリューションとして期待が高まっている。^[1]

新しく導入されるMammoth Cyber Enterprise Browserは、ブラウザー自体に堅牢なセキュリティ機能を実装することで、フィッシングサイトの検知や遮断、重要情報の盗難防止などを実現する。特に画面のレコーディング機能とログ出力により、セキュリティインシデント発生時の原因究明が容易になるだろう。

VPN接続を必要とせずにクラウドサービスへの安全なアクセスを可能にする点も特徴的である。Webアプリケーションや社内環境の特定のサーバーに対して、ファイルのアップロード/ダウンロードやテキストのコピー&ペーストなどの操作を制御することで、不正なデータ流出を防止している。

Mammoth Cyber Enterprise Browserの機能まとめ

Mammoth Cyber Enterprise Browserの詳細はこちら

エンタープライズブラウザーについて

エンタープライズブラウザーとは、企業向けに設計された特殊なWebブラウザーのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• ブラウザー自体にセキュリティ機能を実装し単体で対策可能
• クラウドサービスへのアクセスを一元管理し制御
• 情報漏えい防止機能を標準搭載

エンタープライズブラウザーは、従来のVPNやVDIに代わるセキュリティソリューションとして注目を集めている。特にSaaS利用が一般化する中で、データのアップロードやダウンロード、コピーと貼り付けなどの操作を集中管理する必要性が高まっており、ユーザーの利便性を損なうことなくセキュリティ対策を実現できる点が特徴だ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「エンタープライズブラウザー「Mammoth Cyber Enterprise Browser」を国内で初めて提供開始 クラウドサービスや社内システムへのアクセス制御やデータ漏えいなどを監視 | キヤノンITソリューションズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000941.000001375.html, (参照 25-02-19).

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