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公開：2025-02-20

富士吉田市がFUJI TEXTILE MEETINGを開催、テキスタイル産業とアート分野の連携強化へ前進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 富士吉田市でFUJI TEXTILE MEETINGを開催
• 約30名のアーティストが全国から参加し工場見学などを実施
• FUJI TEXTILE WEEK 2025の開催が秋に予定

富士吉田市がFUJI TEXTILE MEETINGを開催、テキスタイル産業とアート分野の連携を強化

FUJI TEXTILE WEEK実行委員会は、2025年1月27日から28日の2日間にわたり、山梨県富士吉田市で「FUJI TEXTILE MEETING」を開催した。富士吉田市の1000年以上の歴史を持つ繊維産業と街の歴史を国内外のアーティストに紹介するイベントとして企画され、2021年より開催している布の芸術祭「FUJI TEXTILE WEEK」との連動企画として位置づけられている。^[1]

富士吉田市およびその周辺地域は富士山の湧水を活用した染色や織物技術で知られ、高い技術から生まれる美しい色柄を配した繊細で上質な織物は現在「郡内織物」「ふじやま織り」と呼ばれ多くの人を魅了している。伝統技術を活かしながらも個性的なデザインを追求する事業者が増加し、地域全体で世界に向けた発信が活発化している。

イベントでは工場見学や街歩きツアー、事業者によるプレゼンテーション、キュレータートークなど充実した内容が展開された。国内外でテキスタイルを素材やモチーフとして作品制作をしたり、地域に滞在して独自のリサーチ活動を行うアーティストやクリエイター約30名が参加し、織物工場や富士吉田市街地、富士山などでリサーチを実施した。

FUJI TEXTILE MEETINGの開催概要

FUJI TEXTILE WEEKの詳細はこちら

テキスタイルについて

テキスタイルとは、織物や編物などの布地全般を指す専門用語であり、以下のような特徴を持つ重要な工業製品である。

• 織物、編物、不織布など様々な製造方法が存在
• 衣服や装飾品、産業用資材など幅広い用途に使用
• 地域の文化や技術を反映した伝統工芸品としての側面も持つ

富士吉田市のテキスタイル産業は1000年以上の歴史を持ち、富士山の湧水を活用した染色技術や織物技術が特徴となっている。かつては「甲斐絹」として知られた織物は、現在では「郡内織物」「ふじやま織り」として新たな発展を遂げ、伝統技術と現代的なデザインの融合により世界的な注目を集めている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「FUJI TEXTILE MEETING」を開催しました | 富士吉田市のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000126597.html, (参照 25-02-20).

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