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留学生管理システムWSDBがIT導入補助金2025の対象ツールに登録、教育機関のDX推進を後押し

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

留学生管理システムWSDBがIT導入補助金2025の対象ツールに登録、教育機関のDX推進を後押し

PR TIMES より


記事の要約

  • 留学生管理システムWSDBがIT導入補助金2025の対象ツールに登録
  • 教職員用Webシステムと学生用スマホアプリを一体化した管理システム
  • インボイス枠と通常枠A類型で補助金申請が可能に

留学生管理システムWSDBのIT導入補助金2025対象ツール登録

株式会社One TerraceとTSEは、留学生管理システム「WSDB」がIT導入補助金2025の補助金対象ツールとして2025年2月25日に登録されたことを発表した。WSDBは2019年度から毎年IT導入補助金のITツールとして採択され続けており、業務固有プロセスと決済・債権債務・資金回収の2点において、労働生産性の向上が可能なシステムとして認められている。[1]

約190校およそ5万人の留学生が利用するWSDBは、留学申請業務から学生情報管理、出席管理、成績管理まで多岐にわたる機能を備えている。教職員用Webシステムと学生用WSDBポートフォリオを無償で提供することで、効率的な学生管理と学習環境のサポートを実現しているのだ。

WSDBの特徴的な機能として、Flywireとの連携による国際送金機能やStripe社の決済システムを活用したスマホアプリからの証明書発行サービスがある。さらに英訳付き適格請求書の発行機能を備えており、2024年からスタートした認定日本語教育機関制度にも対応している。

IT導入補助金2025の申請枠まとめ

項目 詳細
インボイス枠 補助率2/3、最大補助350万円以下
通常枠A類型 補助率1/2、最大補助150万円未満
申請開始日 2025年3月31日
第1次締切 2025年5月13日17:00
対象費用 初期導入費と運用保守費2年分

適格請求書について

適格請求書とは、インボイス制度における正式な請求書のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 登録番号付与による取引の透明性確保
  • 取引内容の詳細な記載要件
  • 消費税の適正な転嫁と管理

WSDBシステムでは、適格請求書の英訳対応により、留学生の学費管理における国際的な取引の透明性を確保している。請求額に対して分割払いや一部払いにも対応しており、債権回収の管理を効率的に行うことが可能だ。

留学生管理システムWSDBに関する考察

WSDBのIT導入補助金2025対象ツール登録は、日本語教育機関のDX推進において重要な意味を持つものである。特に教職員用Webシステムと学生用スマホアプリの一体化により、学生情報の一元管理と効率的なフィードバックが可能になったことは大きな進展だ。

2024年から始まった認定日本語教育機関制度への対応や、今後予定されている日本語教育の参照枠やCan-doへの対応など、制度変更への柔軟な対応も期待される。特に文部科学省への提出書類増加に対する無償での対応方針は、教育機関の負担軽減に大きく貢献するだろう。

教員不足や人件費増加が課題となる中、WSDBによる業務効率化は教育機関の持続可能な運営を支援する重要なソリューションとなる。今後は人工知能やデータ分析機能の強化により、より効果的な学習支援や業務改善が実現されることが期待できる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「「留学生管理システムWSDB」がIT導入補助金2025の対象ツールに登録されました | 株式会社One Terraceのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000036579.html, (参照 25-02-26).

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