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公開：2025-02-28

アイティフォーがAndroid OS決済端末Saturn1000F2にPOS+を搭載、店舗業務の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アイティフォーのSaturn1000F2にPOS+アプリを搭載
• 決済端末とPOSレジ機能の一体化を実現
• tance mallを通じてアプリケーションを提供

Saturn1000F2が決済とPOSレジ機能を統合

株式会社アイティフォーは2025年2月27日、Android OS決済端末「Saturn1000F2」にポスタス社が提供するクラウド型POSレジアプリケーション「POS+」を搭載したソリューションをリリースした。このソリューションはtance株式会社のサービスプラットフォーム「tance mall」を通じて提供され、小売店や飲食店における業務効率化と生産性向上を実現するものだ。^[1]

従来、決済端末とPOSレジは別々の機器として運用されており、導入コストや運用管理の手間が大きな課題となっていた。Saturn1000F2にPOS+を搭載することで、1台の端末でPOSと決済機能を統合し、システム全体の効率化とコスト削減を実現することが可能になった。

Android OSの柔軟性を活かし、店舗向けの各種アプリケーションをインストールすることが可能となっている。今後はPOSアプリに加え、ポイント管理・クーポン発行アプリや免税アプリなど、3rdベンダーアプリへの対応を順次進めていく予定だ。

Saturn1000F2の機能まとめ

クラウド型POSレジについて

クラウド型POSレジとは、インターネットを通じてPOSシステムのサービスを提供する仕組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 初期投資を抑えた導入が可能
• 場所を問わずリアルタイムでの情報確認が可能
• 自動アップデートによる最新機能の利用が可能

Saturn1000F2に搭載されるPOS+は、飲食店向け、小売業向け、理美容向け、クリニック向けなど、業態別に最適化されたクラウド型POSレジサービスを提供している。セルフレジやモバイルオーダーなどの機能も備えており、多様な店舗運営ニーズに対応することが可能だ。

Saturn1000F2による店舗DXに関する考察

Saturn1000F2によるPOSと決済機能の統合は、店舗における業務効率化の観点から画期的な進展となっている。特に人手不足が深刻化する小売・飲食業界において、オペレーションの簡素化とコスト削減を同時に実現できる本ソリューションは、大きな価値を持つものと考えられる。

ただし、新システムへの移行に際しては、従業員の教育やデータ移行などの課題が想定される。特に既存のPOSシステムから移行する場合、過去の売上データや顧客情報の取り扱いについて、慎重な検討と計画が必要になるだろう。

今後は決済手段の多様化やデジタル化がさらに進むことが予想される。Saturn1000F2には3rdベンダーアプリへの対応も予定されており、将来的には店舗運営に必要な様々な機能を1台で完結できる統合プラットフォームとしての発展が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Android OS決済端末「Saturn1000F2」にポスタスアプリを搭載（POSin）し、決済機能とPOSレジ機能を一体化 | 株式会社アイティフォーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000060050.html, (参照 25-02-28).

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