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公開：2025-03-29

チームスピリットのTeamSpirit Enterpriseが第一三共で稼働開始、SAP SuccessFactorsと連携し人事労務システム基盤を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 第一三共がTeamSpirit Enterpriseを導入し本番稼働を開始
• 国内従業員1万人以上が新システムを利用開始
• SAP SuccessFactorsと連携し人事労務システム基盤を強化

TeamSpirit Enterpriseと第一三共の新人事労務システム基盤

株式会社チームスピリットは、大企業向けクラウド勤怠管理システム「TeamSpirit Enterprise」が第一三共株式会社に採用され、2024年11月より本番稼働したことを発表した。第一三共は人材をビジネスの基盤として最重要資産と位置づけ、従業員経験の向上に取り組んでおり、柔軟な勤務体系の管理と大企業への導入実績を持つTeamSpirit Enterpriseを採用するに至ったのだ。^[1]

第一三共における本システムの導入により、日本国内の従業員1万人以上が利用を開始している状況となっている。TeamSpirit Enterpriseは人事・給与管理およびタレントマネジメントシステムとしてSAP SuccessFactorsと連携して稼働しており、多様な社員の働き方を支える人事労務システム基盤として機能することが期待されている。

チームスピリットは第一三共の人事労務システム基盤として、多様な社員がいきいきと生産的に働き続けられる環境整備と文化醸成に貢献することを目指している。イノベーション創出につながる人材の強化や個人のエンゲージメント・パフォーマンスの最大化、組織全体の生産性向上を実現し、経営戦略と連動した人事戦略の実行を支援していく方針だ。

TeamSpirit Enterpriseの主な特徴まとめ

SAP SuccessFactorsとの連携の詳細はこちら

タレントマネジメントシステムについて

タレントマネジメントシステムとは、組織における人材の採用、育成、評価、配置などを統合的に管理するためのプラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 従業員のスキル、経験、実績などのデータを一元管理
• 人材育成計画の策定と進捗管理を効率化
• 評価制度の運用と人材配置の最適化をサポート

第一三共では、SAP SuccessFactorsをタレントマネジメントシステムとして採用し、TeamSpirit Enterpriseと連携させることで、より効果的な人材マネジメントを実現している。人事・給与管理と組み合わせることで、従業員の能力開発から評価、処遇まで一貫した人材マネジメントが可能となっている。

TeamSpirit Enterpriseの導入に関する考察

TeamSpirit Enterpriseの導入により、第一三共は従業員の勤務状況や業務内容の可視化が進み、より効率的な人材活用が可能になるだろう。特に多様な働き方への対応やテレワーク環境の整備において、モバイル対応のクラウドサービスという特性が活きてくると考えられる。

ただし、新システムの導入に伴う従業員の習熟度向上や、既存の業務フローとの調整には一定の時間が必要となる可能性がある。システムの活用度を高めるためには、継続的な教育支援や、ユーザーからのフィードバックを活かした機能改善が重要となるだろう。

将来的には、AIやデータ分析技術との連携により、より高度な人材マネジメントが可能になることが期待される。従業員の働き方や生産性に関するデータを活用することで、個人と組織のパフォーマンス向上につながる示唆を得られる可能性が高い。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「TeamSpirit」が「SAP SuccessFactorsⓇ」とともに第一三共にて稼働開始 | 株式会社チームスピリットのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000021273.html, (参照 25-03-29).
1972
2. SAP. https://www.sap.com/japan/index.html

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