N2WSがマルチクラウド対応バックアップソリューションVer 4.4を発表、コスト削減と運用効率の向上を実現

PR TIMES より
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記事の要約
- N2WSがクロスクラウドバックアップソリューションVer 4.4を発表
- Azure、AWS、Wasabiへのバックアップに対応し大幅なコスト削減を実現
- VM単位の価格設定とクラウドネイティブな技術で効率化を推進
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N2WS Backup & Recovery Ver 4.4のクロスクラウド対応とコスト削減効果
N2W Softwareは、マルチクラウド対応バックアップソリューション「N2WS Backup & Recovery」の最新バージョンVer 4.4の提供を2025年4月1日に開始した。AWS、Azure、Wasabiにまたがるクロスクラウドバックアップを実現し、Azure BlobとWasabi S3のコールドティアストレージへの直接バックアップによって大幅なコスト削減を可能にしている。[1]
N2WSの新バージョンは、クラウドネイティブでプラットフォームに依存しないブロックレベルのスナップショット技術を採用することで、複数のクラウドストレージサービス全体で高速なデータアクセスを実現している。料金体系はVM単位での課金方式を採用しており、VMのサイズに関係なく一律の料金設定となっている。
バックアップ機能の強化として、新しいカスタムタグによるフェールオーバーとフェールバックの改善、バックアップのリトライ最適化による時間とコストの削減が実装された。さらに、AWSおよびAzureとの直接API統合により、より高速で費用対効果の高い災害復旧と、より強固な不変性を実現している。
N2WS Backup & Recovery Ver 4.4の主要機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
価格設定 | VM単位で5ドル、サイズに依存しない |
コスト削減効果 | Azure ストレージの長期コストを最大80%削減 |
対応クラウド | AWS、Azure、Wasabi S3 |
主要機能 | クロスクラウド自動アーカイブ、カスタムタグ対応、バックアップリトライ最適化 |
技術特徴 | クラウドネイティブなスナップショット技術、直接API統合 |
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スナップショット技術について
スナップショット技術とは、特定時点のデータ状態を保存する仕組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- データの整合性を保ちながら高速なバックアップを実現
- ブロックレベルでの差分バックアップによる効率的なストレージ利用
- リストア時の信頼性と速度を確保
N2WSが採用するクラウドネイティブなスナップショット技術は、各クラウドプラットフォームのAPIを直接利用することで、高速なバックアップとリストアを実現している。複数のクラウドプラットフォームに対応することで、ベンダーロックインを回避しながら効率的なデータ保護を提供することが可能となっている。
N2WS Backup & Recovery Ver 4.4に関する考察
N2WS Backup & Recovery Ver 4.4の最大の利点は、マルチクラウド環境におけるコスト効率の向上とベンダーロックインの回避にある。特にAzureストレージのコストを最大80%削減できる点は、企業のクラウド運用コストの最適化に大きく貢献するだろう。
今後の課題として、異なるクラウドプラットフォーム間でのデータ整合性の維持や、複雑化するバックアップポリシーの管理が挙げられる。これらの課題に対しては、AIを活用した自動化やポリシー最適化機能の追加が有効な解決策となり得るだろう。
将来的には、コンテナ環境やエッジコンピューティング環境へのバックアップ対応の拡充が期待される。クラウドネイティブ技術の進化と共に、より柔軟で効率的なデータ保護の実現が可能になるはずだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「N2WSがAzure、AWS、Wasabiのクロスクラウドバックアップに対応 | 株式会社クライムのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000100420.html, (参照 25-04-03). 2699
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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