AI

エーアイ

公開：2025-04-09

キャディ社が製造業向けCADDi Drawerに新機能追加、AIによる図面と文書の自動連携で業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• キャディ社がCADDi Drawerの新機能「ドキュメント機能」を提供開始
• AIによる図面と文書の自動連携で検索時間を大幅短縮
• ドキュメントに基づいたQCD改善の取り組みを促進

製造業向けクラウドCADDi Drawerの新機能リリースと業務効率化への貢献

キャディ株式会社は製造業データ活用クラウドCADDi Drawerの新機能として、AIを活用した「ドキュメント機能」を2025年4月8日にリリースした。この機能は図面と関連文書を自動的に関連付けることで、従来数十分から数時間かかっていた検索時間を数秒から数十秒に短縮することを可能にしている。^[1]

新機能は高度なテキスト解析と画像認識技術を活用して図面と関連文書を自動的にリンクする仕組みを採用しており、形状が類似する図面に関連する工程情報や不具合情報といったドキュメント文書も容易に検索できるようになった。特許出願中のこの技術により、任意のキーワードでの柔軟な文書検索が実現されている。

製造業の現場では営業から設計、調達、製造、品質保証、アフターサービスまでの各工程において大量の文書が作成・利用されているが、従来は局所的な活用に留まっていたケースが多かった。新機能の導入により、ある顧客企業では検査関連書類の検索時間を21分の1以下に削減することに成功している。

CADDi Drawerのドキュメント機能詳細

CADDi Drawerの詳細はこちら

AIによる自動連携技術について

AIによる自動連携技術とは、高度なテキスト解析と画像認識技術を組み合わせて文書や図面の内容を理解し、関連性を自動的に判断するシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• テキストと画像の複合的な解析による高精度な関連付け
• 形状の類似性に基づく図面の自動分類
• キーワードベースの柔軟な検索機能

製造業の各工程で作成される文書には、設計仕様書や変更履歴、不具合情報など多岐にわたる重要な情報が含まれている。AIによる自動連携技術は、これらの散在する文書を効率的に整理・検索可能にすることで、フロントローディングの実現や品質向上、コスト削減といった製造業の本質的な課題解決に貢献するものだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「製造業データ活⽤クラウドCADDi Drawer、「ドキュメント機能」を提供開始 | キャディ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000039886.html, (参照 25-04-09).
2750

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「AI」に関するコラム一覧「AI」に関するニュース一覧