マネーフォワードと三井住友FGがBaaS準備会社設立へ、バックオフィスSaaSと銀行機能の統合で業務効率化を推進
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記事の要約
- マネーフォワードが三井住友FGと銀行とBaaS準備会社設立で合意
- SaaSへの銀行機能統合でバックオフィス業務を効率化
- 準備会社は両社の議決権比率を50%ずつで設立予定
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マネーフォワードと三井住友FGがBaaS事業の準備会社設立へ
マネーフォワードは2025年4月16日、三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行とBaaS/デジタルバンク提供に向けた準備会社設立の基本合意書を締結したことを発表した。準備会社では新銀行設立に向けた検討を進め、マネーフォワードのSaaSに銀行機能を統合することで革新的なバックオフィス業務体験の創出を目指している。[1]
マネーフォワードは2013年からバックオフィス向けSaaSを提供しており、現在40万を超える個人事業主と法人が利用している。同社は掛け払いやトランザクションファイナンスなど、さまざまなFintechサービスを通じて企業の決済や資金調達を支援してきた実績がある。
三井住友フィナンシャルグループは中期経営計画でデジタルソリューションを活用した企業のDX支援を掲げており、日本企業の99%を占める中小企業への金融サービス提供強化を目指している。今回の提携により、事業会社や金融機関がオープンに連携できるBaaS/デジタルバンクの構築を推進する。
新設される準備会社の概要
項目 | 詳細 |
---|---|
出資比率 | マネーフォワード50%、三井住友フィナンシャルグループ50% |
目的 | 新デジタルバンクサービスの開発、BaaS提供の検討 |
取り組み内容 | API群を活用した事業会社・金融機関向けBaaSの提供 |
現状 | 会社名や設立時期は今後検討予定 |
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BaaSについて
BaaS(Banking as a Service)とは、銀行機能をAPIとして提供するサービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 銀行以外の事業者がシームレスに金融サービスを提供可能
- API経由で送金や口座開設などの銀行機能を利用可能
- 既存システムへの銀行機能の組み込みが容易
マネーフォワードは40万以上の事業者にバックオフィスSaaSを提供しており、BaaSの導入によってさらなる業務効率化が期待できる。三井住友フィナンシャルグループとの協業により、中小企業向けの金融サービス提供を強化し、新たな金融体験の創出を目指している。
参考サイト
- ^ Money Forward. 「マネーフォワード、三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行とBaaS/デジタルバンクの提供検討を開始|株式会社マネーフォワード」. https://corp.moneyforward.com/news/release/corp/20250416-mf-press-2/, (参照 25-04-18). 2290
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