オプテックスとNTTデータCCS、ネットスターが自動ドアとロボットを連携したスマートエントランスシステムを開発、施設の無人化と顧客体験向上を実現

PR TIMES より
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記事の要約
- オプテックス、NTTデータCCS、ネットスターが自動ドア連携システムを開発
- ハンズフリー解錠とロボットによる来客対応を実現
- JAPAN IT WEEKで2025年4月23日から初公開予定
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スマートエントランスシステムの機能と開発背景
オプテックス、NTTデータCCS、ネットスターの3社は、自動ドアセンサーとロボットを連携させた新しいスマートエントランスシステムを2025年4月16日に発表した。このシステムはスマートフォンと自動ドアセンサーが通信してハンズフリーでの解錠を可能にし、サイネージロボットによる来訪者の案内やデリバリーロボットによるノベルティ配布機能を備えている。[1]
開発の背景には深刻化する人手不足への対応があり、NTTデータCCSが2024年から開発してきた共同施設向けソリューションアプリケーションを基盤としている。オプテックスの自動ドアセンサーソリューション「OMNICITY」とネットスターのロボットクラウドサービス「All in One DiRoboCS」を組み合わせることで、省人化と快適な顧客体験の両立を実現したのだ。
このスマートエントランスシステムは、2025年4月23日から25日まで東京ビッグサイトで開催されるJAPAN IT WEEKのIT人材不足対策EXPOで初公開される。展示ブースではシステムのデモが用意されており、来場者は実際にシステムを体験することができるだろう。
スマートエントランスシステムの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開発企業 | オプテックス、NTTデータCCS、ネットスター |
主要機能 | ハンズフリー解錠、ロボットによる来訪者案内、ノベルティ配布 |
使用技術 | OMNICITY、All in One DiRoboCS |
展示会情報 | JAPAN IT WEEK(2025年4月23日~25日) |
展示会場 | 東京ビッグサイト 東2ホール C16-26 |
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Beaconについて
Beaconとは、近距離無線通信技術を利用した位置情報システムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- スマートフォンなどの端末と近距離での通信が可能
- 低消費電力で継続的な通信を実現
- 位置情報に基づく様々なサービス提供に活用
OMNICITYでは、Beacon機能を自動ドアセンサーに組み込むことで、スマートフォンとの通信を実現している。この技術により、オートロックの解錠やクーポン配信、人流分析など、従来の自動ドア制御機能だけでなく、多様なサービスの提供が可能となっている。
スマートエントランスシステムに関する考察
スマートエントランスシステムの導入により、人手不足対策と顧客サービスの向上を同時に実現できる可能性が高まっている。特にハンズフリー解錠とロボットによる案内機能の組み合わせは、従来の受付業務を大幅に効率化し、施設管理者の負担軽減に貢献するだろう。一方で、システムの安定性や障害発生時の対応など、完全自動化に伴うリスクへの対策も重要となる。
今後はAIやIoT技術のさらなる進化により、より高度な来訪者認識や柔軟な対応が可能になると予想される。顔認証システムとの連携やビッグデータを活用した来訪者分析など、新たな機能の追加によってさらなる価値向上が期待できるだろう。ロボットと人間のスムーズな協調を実現する運用ノウハウの蓄積も重要な課題となる。
施設管理のDX推進において、このようなスマートエントランスシステムの役割は今後さらに重要性を増すと考えられる。特に中小規模の施設における導入障壁を下げることで、より広範な普及が見込まれるため、導入・運用コストの最適化や、施設規模に応じた柔軟なカスタマイズ性の確保が望まれる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「自動ドアセンサーとロボットが自動連携する来客対応システムを実現 | オプテックス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000012195.html, (参照 25-04-18). 2624
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