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タムロンが高倍率ズームレンズの新マウントを発表、ニコンZとキヤノンRF対応で撮影の幅が拡大

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

タムロンが高倍率ズームレンズの新マウントを発表、ニコンZとキヤノンRF対応で撮影の幅が拡大

PR TIMES より


記事の要約

  • タムロンが16.6倍高倍率ズームレンズを新発売
  • ニコンZマウントとキヤノンRFマウント対応を追加
  • 広角から超望遠まで多彩な撮影シーンに対応

タムロン高倍率ズームレンズの新マウント展開

タムロンは2025年4月22日、APS-Cミラーレス一眼カメラ対応の高倍率ズームレンズ「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」のニコンZマウント用とキヤノンRFマウント用を発表した。2021年に発売されたソニーEマウント用と富士フイルムXマウント用に続く新たなマウントラインナップの展開となっている。[1]

本レンズは広角18mmから超望遠300mmまでをカバーする焦点距離レンジを持ち、風景撮影から動物、スポーツなど幅広い用途に対応することが可能だ。高速・高精度なリニアモーターフォーカス機構VXDと手ブレ補正機構VCを搭載し、快適な撮影をサポートする仕様となっている。

最短撮影距離は広角端で0.15mを実現し、最大撮影倍率1:2のワイドマクロ撮影にも対応する高い汎用性を備えている。コンパクトな設計により、旅行や登山などのアウトドアシーンでも気軽に持ち運びができるレンズとして注目を集めるだろう。

タムロン18-300mm F/3.5-6.3の主な仕様まとめ

項目 詳細
焦点距離 18-300mm (35mm判換算:27-450mm相当[ニコン], 28.8-480mm相当[キヤノン])
マウント ニコンZマウント、キヤノンRFマウント
開放F値 F3.5-6.3
最短撮影距離 広角端0.15m
最大撮影倍率 1:2
搭載機能 VXDフォーカス機構、VC手ブレ補正機構
タムロン公式サイトはこちら

リニアモーターフォーカス機構VXDについて

VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)とは、タムロンが開発した高速・高精度なリニアモーターフォーカス機構のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 高速で正確なオートフォーカス性能
  • 静音性に優れた駆動機構
  • スポーツや野鳥など動きの速い被写体の撮影に効果的

このVXD機構により、18-300mmという広範な焦点距離域でも安定したAF性能を実現している。これは動物や鳥、スポーツなどの動体撮影において特に重要な要素となり、ユーザーの撮影機会を広げることに貢献している。

タムロン18-300mm F/3.5-6.3に関する考察

高倍率ズームレンズの特性を活かしつつ、最短撮影距離0.15mという近接撮影能力を備えていることは、1本で幅広い撮影シーンに対応できる点で高く評価できる。VXDとVCの搭載により、超望遠域での手持ち撮影でも安定した撮影が可能となっているのも大きな利点となっている。

今後の課題として、大口径化や防塵防滴性能の強化などが考えられるが、コンパクト性とのバランスを取る必要があるだろう。解決策としては、光学設計の最適化やより軽量な材料の採用などが期待される。

新しいマウントへの対応により、より多くのユーザーが高倍率ズームレンズの利便性を享受できるようになった。今後はAI技術を活用した新しいAF機能の搭載や、さらなる光学性能の向上など、よりクリエイティブな表現を可能にする機能の追加に期待が高まる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「タムロン高倍率ズームレンズ 「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)」 | 株式会社タムロンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000208.000043231.html, (参照 25-04-24).
  2. 2493

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