WordPressプラグインFormalityの脆弱性CVE-2025-3858が公開、迅速なアップデートが必要
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記事の要約
- WordPressプラグインFormalityの脆弱性CVE-2025-3858が公開された
- バージョン1.5.8以前で認証済み攻撃者による悪用が可能
- 投稿者以上の権限を持つユーザーが任意のWebスクリプトを注入可能
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Formalityプラグインの脆弱性情報公開
Wordfenceは2025年5月2日、WordPressプラグインFormalityの脆弱性CVE-2025-3858に関する情報を公開した。この脆弱性は、不十分な入力サニタイズと出力エスケープが原因で発生する、認証済みの保存型クロスサイトスクリプティング(XSS)である。
攻撃者は、投稿者以上の権限を持つアカウントで、alignパラメータを悪用して任意のWebスクリプトをページに挿入することができる。このスクリプトは、ユーザーが挿入されたページにアクセスするたびに実行されるのだ。
そのため、攻撃者はユーザーのセッションを乗っ取ったり、機密情報を盗んだり、ウェブサイトを改ざんしたりする可能性がある。この脆弱性は、Formalityプラグインのバージョン1.5.8以前のすべてのバージョンに影響する。
Wordfenceは、Formalityプラグインを最新バージョンにアップデートすることを推奨している。最新バージョンでは、この脆弱性が修正されている。
Formalityプラグイン脆弱性詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
脆弱性名 | CVE-2025-3858 |
影響を受けるバージョン | 1.5.8以前 |
脆弱性の種類 | 保存型クロスサイトスクリプティング(XSS) |
攻撃に必要な権限 | 投稿者以上 |
公開日 | 2025-05-02 |
CVSSスコア | 6.4 (MEDIUM) |
CWE | CWE-79 |
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クロスサイトスクリプティング(XSS)について
クロスサイトスクリプティング(XSS)とは、悪意のあるスクリプトをWebサイトに挿入することで、ユーザーのブラウザを操作する攻撃手法である。この攻撃は、Webアプリケーションの入力検証や出力エンコードが不十分な場合に発生する。
- 攻撃者は、ユーザーのセッションを乗っ取ることが出来る
- 機密情報を盗むことが出来る
- ウェブサイトを改ざんすることが出来る
XSS攻撃を防ぐためには、Webアプリケーションの入力検証と出力エンコードを適切に行うことが重要だ。また、定期的なセキュリティアップデートを行うことも重要である。
Formalityプラグイン脆弱性に関する考察
Formalityプラグインの脆弱性CVE-2025-3858は、WordPressユーザーにとって深刻な脅威となる可能性がある。迅速な対応が求められるため、プラグインのアップデートは必須だ。この脆弱性によって、ユーザーの個人情報や機密データが漏洩するリスクがある。
今後、同様の脆弱性が他のWordPressプラグインでも発見される可能性がある。そのため、WordPressユーザーは、定期的にプラグインのアップデートを行うとともに、セキュリティに関する情報を常にチェックする必要があるだろう。また、セキュリティ対策を強化するためのプラグインやサービスの導入も検討すべきだ。
この脆弱性の発見は、Webアプリケーションのセキュリティの重要性を改めて示している。開発者は、セキュリティを考慮した開発を行うとともに、ユーザーへの適切な情報提供を行う必要がある。ユーザーは、セキュリティに関する知識を深め、安全なWeb利用を心がけるべきだ。
参考サイト
- ^ CVE. 「CVE Record: CVE-2025-3858」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-3858, (参照 25-05-13). 2398
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