経済

ECONOMY

公開：2025-05-20

フクシマガリレイ、脱炭素エキデン365プロジェクトで49,202t-CO2削減に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• フクシマガリレイ株式会社が「脱炭素エキデン365」プロジェクトに参画
• 約49,000t-CO2の二酸化炭素排出量削減に貢献
• 環境負荷低減製品の販売も貢献要因

フクシマガリレイ株式会社の脱炭素活動

フクシマガリレイ株式会社は2024年4月14日から2025年4月13日までの1年間、大阪府と株式会社スタジオスポビーが発足した「脱炭素エキデン365」プロジェクトに参画した。同プロジェクトは、大阪・関西万博開幕までの一年間、民間企業と連携してCO2排出抑制に取り組み、その脱炭素活動のスコアを見える化する取り組みである。

フクシマガリレイ株式会社は、SPOBYを活用した日々の脱炭素活動に加え、環境負荷低減製品（R1234yf、R744（CO2）等のノンフロン冷媒を使用した製品）の販売を通してCO2排出量削減に貢献した。その結果、約49,202t-CO2の二酸化炭素排出量削減に貢献したのだ。

この活動は、同社の2050年までに「カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現」に向けたサステナブルビジョン『Dramatic Future 2050』及び2030年までのSDGs「13.気候変動に具体的な対策を」への取り組みを柱とした「環境アクション2030」の一環である。全社員でマテリアリティ「脱炭素社会の実現」を実践する活動となり、当社の取り組みを生活者の皆様にも広く認知いただくきっかけとなった。

「脱炭素エキデン365」プロジェクト概要

脱炭素エキデン365公式HP

環境負荷低減製品について

フクシマガリレイ株式会社は、CO2排出量削減に貢献する環境負荷低減製品を販売している。これらの製品は、R1234yfやR744（CO2）などのノンフロン冷媒を使用している。

• R1234yf採用 タテ型業務用冷凍冷蔵庫
• CO2冷媒採用ノンフロン冷凍システム “NOBRAC”
• その他ノンフロン冷媒採用製品

これらの製品は、従来のフロン冷媒を使用する製品と比較して、地球温暖化への影響を低減できる点が特徴だ。

フクシマガリレイ株式会社の脱炭素活動に関する考察

フクシマガリレイ株式会社の「脱炭素エキデン365」プロジェクトへの参画は、同社の脱炭素化への取り組みを積極的に示すものとして評価できる。約49,000t-CO2もの削減に貢献したことは、大きな成果と言えるだろう。しかし、今後の課題としては、より具体的な数値目標の設定や、その達成に向けたロードマップの策定が必要となる。

また、環境負荷低減製品の販売拡大も重要な課題だ。製品の普及には、価格競争力や性能向上に加え、顧客への啓発活動も必要となるだろう。そのためには、消費者に環境配慮の重要性を理解させ、環境負荷低減製品への需要を高めるための戦略的なマーケティング活動が不可欠である。

今後、同社には、更なる技術革新による環境負荷低減製品の開発や、サプライチェーン全体でのCO2排出量削減に向けた取り組みが期待される。持続可能な社会の実現に向けた取り組みは、企業の社会的責任として重要であり、フクシマガリレイ株式会社の更なる貢献に期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「脱炭素エキデン365」プロジェクトでの活動実績 | ガリレイ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000218.000081206.html, (参照 25-05-20).
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