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公開：2024-12-05

アイカサが神戸市で使用済みつめかえパックのリサイクル傘を提供、プラスチックの資源循環を促進へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アイカサが神戸市で使用済みつめかえパックのリサイクル傘を提供
• 神戸プラスチックネクストと連携し資源の循環利用を促進
• 再生樹脂50%使用の傘を12月10日から20カ所で展開

アイカサが神戸市で使用済みつめかえパックをリサイクルした傘の提供を開始

株式会社Nature Innovation Groupは神戸市の「神戸プラスチックネクスト」と協働し、使用済みつめかえパックをリサイクルした傘のシェアリングサービスを2024年12月10日より開始する。神戸市内の三宮エリアを中心に阪神沿線や神戸新交通の駅、市内商業施設など20カ所のアイカサスポットで展開されるプロジェクトは、プラスチックごみの削減と資源循環を目指している。^[1]

神戸プラスチックネクストは神戸市と小売・日用品メーカー・リサイクラーの計18社が協働し、使用済みつめかえパックの水平リサイクルを目指すプロジェクトとして2021年10月に発足した。プロジェクトでは神戸市内の小売店舗74店舗と資源回収ステーション18施設に回収ボックスを設置し、つめかえパックの分別回収を継続的に実施している。

リサイクル傘は再生樹脂を50%使用したフィルムから生地を制作し、デザインではリサイクルの循環を表現している。バトンをつなぐようなデザインで各面にストーリーを表現し、プロジェクトメンバーの想いを込めたデザインとなっている。

アイカサのリサイクル傘プロジェクト詳細

アイカサの詳細はこちら

水平リサイクルについて

水平リサイクルとは、使用済み製品を同じ種類の製品に再生利用する循環型のリサイクル手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 製品の品質を維持したまま同種の製品に再生可能
• 原材料の使用量削減と環境負荷の低減に貢献
• 資源の循環利用による持続可能な社会の実現に寄与

神戸プラスチックネクストでは使用済みつめかえパックの水平リサイクルを目指し、フィルムtoフィルムのリサイクル技術の確立に取り組んでいる。このプロジェクトでは小売74店舗と資源回収ステーション18施設での回収体制を構築し、効率的な資源循環システムの実現を目指している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「アイカサ、12/10から神戸市内で「使用済みつめかえパック」をリサイクルした傘を提供開始。 | 株式会社Nature Innovation Groupのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000184.000036740.html, (参照 24-12-05).

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