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公開：2024-12-06

NECがAI PC VersaPro タイプVZを発売、最大50TOPSの処理性能とAIバッテリー管理機能を搭載しビジネス効率を向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NECがAI PC「VersaPro タイプVZ」を発売開始
• AMD Ryzen AI 7 PRO 360搭載で最大50TOPSの性能を実現
• AIを活用したバッテリーマネジメント機能を搭載

NECの新型AI PC、高性能CPUとバッテリー効率化を実現

NECは高性能AI処理に対応したCPUを搭載し、マイクロソフト社が定義するCopilot+ PCへ準拠したビジネス向けAI PC「VersaPro タイプVZ」を2024年12月5日より販売開始した。AMD Ryzen AI 7 PRO 360プロセッサーを採用することで最大50TOPSの処理性能を実現し、クラウドサービスとの連携やオフライン環境でのAI機能利用を可能にしている。^[1]

Windows 11の無償アップデートによりCopilot+ PC関連機能が利用可能となり、Windowsスタジオエフェクトでは背景ぼかしや姿勢補正などのAIカメラエフェクトを実装している。NECオリジナルのスケジュールAIと行動予測AIを活用したバッテリーマネジメント機能により、ユーザーの予定や行動パターンに応じた効率的な電力管理を実現した。

本体筐体にはアルマイト加工を施したアルミニウム素材を採用し、天板とキーボード面にはヘアライン処理を追加することで耐久性を向上させている。米国MIL規格準拠の試験実施や、USBポートType-C×2、Type-A×2の装備、バックライト付きキーボードの採用など、ビジネス用途に特化した設計を施した。

VersaPro タイプVZの機能まとめ

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TOPSについて

TOPSとは、1秒間に実行可能な演算処理回数を表す性能指標であり、AIや機械学習の処理能力を示す重要な指標として使用されている。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 1秒間に実行できる演算処理回数を示す単位
• 数値が大きいほど高性能なAI処理が可能
• Copilot+ PCの要件では40TOPS以上が必要

VersaPro タイプVZに搭載されているAMD Ryzen AI 7 PRO 360プロセッサーは最大50TOPSの処理性能を持ち、マイクロソフト社が定めるCopilot+ PCの要件である40TOPSを上回る性能を実現している。この高い演算処理能力により、複雑なAI処理をローカル環境で効率的に実行することが可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「NEC、AIの高速処理に対応するCPUの搭載やCopilot＋PCへの準拠など、AI対応力を備えたビジネス向けAI PC「VersaPro タイプVZ」を販売開始 | 日本電気株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000781.000078149.html, (参照 24-12-06).
2. NEC. https://jpn.nec.com/

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