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公開：2024-12-11

ローソンが冷蔵・冷凍ケースへの扉設置で省エネ実現、CO2排出量と電気使用量を31.4%削減し約90店舗への拡大へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ローソンが冷蔵・冷凍ケースへの扉設置で省エネ実現
• 導入店舗で電気使用量とCO2排出量を31.4%削減
• 約90店舗への拡大に向け実証実験を推進

ローソンが冷蔵・冷凍ケースの扉設置による省エネ効果を発表

ローソンは店舗での電気使用量とCO2排出量の削減に向けた取り組みとして、冷蔵・冷凍ショーケースへの扉設置による省エネ効果を2024年12月9日に発表した。2022年から川崎市内の実験店舗を皮切りに実証実験を開始し、その後27店舗に展開した結果、導入前と比較して平均31.4%の削減効果が確認されている。^[1]

実証実験の拡大施策として、2024年12月7日から札幌市と富山市の各1店舗に冷蔵ショーケースのガラス扉設置、冷凍平台ショーケースのアクリル扉設置、省エネ性の高い小型防霜ヒーターの導入を開始している。外気侵入と冷気漏れの改善による大幅な省エネ効果が期待されるだろう。

ローソンは2025年までに1店舗当たりのCO2排出量を2013年比で15%削減、2030年までに同50%削減という目標を掲げており、今回の取り組みはその実現に向けた重要な一歩となる。今後も実証実験の結果を踏まえ、様々な立地条件の店舗への展開を検討している。

省エネ設備導入による効果まとめ

CO2排出量について

CO2排出量とは、二酸化炭素の大気中への排出量を示す環境負荷の指標であり、地球温暖化対策において重要な測定基準となっている。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 事業活動における電力使用量と密接に関連
• 省エネ設備導入による削減効果の定量的な評価が可能
• 企業のサステナビリティ目標の重要指標として活用

ローソンの省エネ設備導入による電気使用量とCO2排出量の31.4%削減は、小売業界における環境負荷低減の具体的な成果として注目される。冷蔵・冷凍設備の改善による省エネ効果は、他の小売店舗にも応用可能な取り組みとして期待が高まっている。

参考サイト

1. ^ LAWSON. 「＜参考資料＞実証実験店舗を約90店舗に拡大 電気使用量・CO2排出量を平均31.4%削減｜ローソン公式サイト」. https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1496237_2504.html, (参照 24-12-11).

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