ミシュランガイド2025年版でトルコの新規32店舗が掲載、環境保護への取り組みも高く評価される

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ミシュランガイド2025年版でトルコの新規32店舗が掲載、環境保護への取り組みも高く評価される

PR TIMES より


記事の要約

  • 2025年版ミシュランガイドでCasa LavandaとNarımorが一つ星獲得
  • 新たに32店舗が掲載され合計132店舗に
  • 6店舗が環境保護への取り組みでグリーン・スター受賞

ミシュランガイドのイスタンブル、イズミル、ムーラ編2025年版が公開

トルコ共和国大使館 文化観光局は、2025年版ミシュランガイド イスタンブル、イズミル、ムーラ編を2024年12月5日に発表した。このガイドではイスタンブル77軒、イズミル24軒、ムーラ31軒の合計132店舗が掲載され、新たに一つ星を獲得したCasa LavandaとNarımorを含む32店舗が新規掲載となっている。[1]

ミシュラン・グリーン・スターの新規受賞店として、Casa Lavanda、The BARN、Telezzüzなどイスタンブル3店舗とボドルム、ミラス、イズミルの各1店舗が選ばれた。環境保護への取り組みやテロワールの推進、天然資源の尊重などが評価対象となっており、持続可能なガストロノミーの実現に貢献している。

特別賞としてOD Urlaのユヌス・オズトゥルク氏がソムリエ賞を、Nicoleのサービスチームがサービス賞を、Mezra Yalıkavakのセルハット・ドーラマジュ氏がヤング・シェフ賞を受賞した。プロフェッショナルの技術と経験が高く評価され、トルコの美食文化の発展に寄与している。

2025年版ミシュランガイドの受賞店舗まとめ

店舗名 所在地 受賞内容 特徴
Casa Lavanda イスタンブル 一つ星、グリーン・スター 21,000m²の庭園、自家栽培食材使用
Narımor イズミル 一つ星 5テーブル12席の少人数制
The BARN イスタンブル グリーン・スター 環境に配慮した取り組み
Telezzüz イスタンブル グリーン・スター 環境に配慮した取り組み
ミシュランガイドの詳細はこちら

テロワールについて

テロワールとは、ワインやフードの生産地における土壌や気候、地形などの自然環境と、栽培や生産に関わる人々の伝統や文化を含めた総合的な環境要因のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 土地固有の自然環境が食材の特性を決定
  • 伝統的な生産方法や技術が味わいを形成
  • 地域の文化や歴史が食材の価値を高める

Casa Lavandaでは21,000m²の広大な敷地で野菜や果物を栽培し、その80%を自家製の種から育てることでテロワールを最大限に活用している。地域に根ざした食材の生産と調理によって、トルコ料理の伝統と地中海料理のエッセンスを見事に融合させた独自の美食体験を実現している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「2025年版ミシュランガイド、イスタンブル、イズミル、ムーラ編発表 | トルコ共和国大使館 文化観光局のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000049599.html, (参照 24-12-12).

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