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公開：2024-12-16

ClarisがFileMaker技術者試験の新試験2種類を開始、ピアソンVUEでの受験とデジタルバッジ付与で開発者支援を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Claris FileMakerの新技術者試験2種類がピアソンVUEで受験可能に
• Basic DeveloperとAdvanced Developerの2試験を順次提供開始
• 合格者にはCredlyデジタルバッジが付与される

Claris FileMaker技術者試験の新試験2種類が登場

Claris International Inc.は、日本独自のClaris FileMaker技術者試験として、Basic Developer (CFBD-1)とAdvanced Developer (CFAD-2)の2つの試験を2024年12月に提供開始した。Basic Developer試験は12月2日から、Advanced Developer試験は12月13日から、ピアソンVUEのコンピュータ・ベースド試験サービスで受験が可能となっている。^[1]

Basic Developer試験は、Claris FileMakerの基礎的な理解とカスタムApp作成スキルを証明する試験で、受験料は6,600円となっている。一方のAdvanced Developer試験は、複数ユーザーでの共有利用を前提としたカスタムAppの開発スキルを証明する試験で、受験料は12,100円に設定されている。

両試験とも試験時間は60分で、ピアソンVUE公認テストセンターまたはOnVUEオンライン監督試験での受験が可能となっている。試験合格者にはCredlyが提供するデジタルバッジが付与され、ソーシャルメディアでの共有や履歴書への添付などに活用できるようになった。

Claris FileMaker技術者試験の概要

Claris技術者試験の詳細はこちら

ローコード開発について

ローコード開発とは、プログラミング知識が少なくてもアプリケーションを開発できる手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 視覚的な開発環境によるアプリケーション構築
• 従来の開発と比較して短期間での開発が可能
• プログラミング経験が少なくても業務効率化を実現

Claris FileMakerはローコード開発プラットフォームとして、130万人以上のユーザーに利用されている。フォーチュン500企業から中小企業まで幅広い企業でデジタルトランスフォーメーションを実現するためのツールとして活用されている。

Claris FileMaker技術者試験に関する考察

新しく導入された2つの技術者試験は、スキルレベルに応じた認定制度として重要な意味を持っている。Basic Developer試験は、ローコード開発の入門者に対して明確な目標を提示し、技術習得のモチベーション向上につながるだろう。

今後の課題としては、技術者試験の認知度向上と、企業での資格活用の促進が挙げられる。試験内容の定期的な更新や、実務での活用事例の共有などを通じて、資格の価値を高めていく必要があるだろう。

将来的には、より専門的なスキルを証明するExpert Developer試験やSystem Admin試験の提供も予定されている。多様な認定制度の整備により、FileMaker開発者のキャリアパスがより明確になることが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「幅広いスキルレベルを対象とした日本独自の Claris FileMaker 技術者試験、新たに 2 つの試験の配信を開始 | Claris International Inc. のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000053419.html, (参照 24-12-16).

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