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公開：2024-12-17

ラクスが楽楽精算にAI機能を搭載する計画を発表、経理担当者の業務効率化に向け段階的な機能実装へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ラクスが楽楽精算にAIを活用した新機能を搭載へ
• 2026年3月期までに経理担当者のチェック作業を軽減
• 2029年3月期までにコア業務に専念できる環境を実現

ラクスが楽楽精算へのAI機能搭載を発表

株式会社ラクスは2024年12月12日、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」にAIを活用した新機能を搭載する計画を発表した。楽楽精算が自社で培ってきた開発力を活かし、経費精算にかかわるすべての申請者・承認者・経理担当者の負担を軽減することを目指している。^[1]

ラクスは第1フェーズとして、2025年3月期から2026年3月期にかけて申請者向けの入力補助機能やAIチェック機能を実装することで、経理担当者のチェック作業を軽減する計画だ。さらに第2フェーズとして、2027年3月期から2029年3月期にかけて経理担当者向けの高度な機能を追加することで、コア業務への専念を実現する方針を示している。

AIを活用した機能開発により、経費精算における申請から承認までの全作業時間が、現行の月間平均約149時間から約59時間へと90時間削減される見込みだ。楽楽精算は累計導入社数18,000社を超える実績を持ち、業務効率化に向けた取り組みをさらに加速させる構えである。

楽楽精算のAI開発ロードマップ

楽楽精算の詳細はこちら

経理業務におけるコア業務について

経理業務におけるコア業務とは、企業の財務状況を正確に把握し経営判断に必要な情報を提供する重要な業務のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 予算管理や決算業務など企業経営の根幹となる作業
• 高度な専門知識と判断力が必要とされる業務
• 企業の経営戦略に直結する重要な分析作業

現状の経理担当者は申請のチェック作業やミスの差し戻しといったノンコア業務に多くの時間を費やしており、コア業務に十分な時間を確保できていない状況にある。楽楽精算のAI機能によって、経理担当者はこれらのノンコア業務から解放され、より本質的な業務に注力できるようになる可能性が高まっている。

参考サイト

1. ^ 株式会社ラクス. 「「楽楽精算」、AIを活用した開発ロードマップを発表　AI導入により経費精算に必要な全作業時間の約60%削減を目指す」. https://www.rakus.co.jp/news/2024/1212.html, (参照 24-12-17).

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