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図書館流通センターとハピロボが次世代ロボットtemiを活用した実証実験を開始、図書館の新しい価値創造へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

図書館流通センターとハピロボが次世代ロボットtemiを活用した実証実験を開始、図書館の新しい価値創造へ

PR TIMES より


記事の要約

  • 図書館運営にロボットtemiを活用する実証実験を開始
  • 東京都内の2館とTRC本社での6ヶ月間の実証実験
  • 館内案内やイベント告知などの業務効率化を目指す

図書館流通センターとハピロボのtemi実証実験プロジェクト始動

株式会社図書館流通センターと株式会社hapi-robo stは、次世代ロボットtemiを活用した図書館運営の実証実験プロジェクトを2024年11月から開始した。このプロジェクトでは東京都墨田区立緑図書館と東京都中央区立晴海図書館、TRC本社ビルを対象に、図書館業務の効率化と利用者サービスの向上を目指している。[1]

図書館流通センターは全国約3,300館ある公共図書館のうち598館で業務委託と指定管理者として運営を行っており、図書館運営のノウハウを活かしてtemiの活用方法を企画・運用する。一方のハピロボは技術サポートとtemiの供給を担当し、図書館における新しい文化の創出に向けた基盤を整備するだろう。

実証実験では主に館内でのおはなし会やイベントのアナウンス、事前登録による館内巡回、閉館案内や声掛け、特定エリアへの案内などの業務をtemiが担当する。図書館スタッフがより創造的な業務に取り組む時間を確保し、利用者の満足度向上につながることが期待されている。

temi実証実験プロジェクトの概要

項目 詳細
実施期間 2024年11月から2025年4月までの6ヶ月間
対象施設 東京都墨田区立緑図書館、東京都中央区立晴海図書館、TRC本社ビル
主な実証内容 おはなし会・イベント等のアナウンス、館内巡回、閉館案内・声掛け、エリア案内
TRCの役割 図書館運営業務におけるtemi活用の企画・運用
ハピロボの役割 技術サポート、temiの供給・運用サポート
図書館流通センターの詳細はこちら

次世代ロボットについて

次世代ロボットとは、従来のロボットと比較してより高度な自律性と対話能力を備えた新しい世代のロボットのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 人との自然な対話やコミュニケーションが可能
  • 自律的な移動と環境認識能力を搭載
  • クラウドと連携した知識ベースの活用

図書館での実証実験に使用されるtemiは、自律移動機能と対話機能を組み合わせることで、利用者への案内やアナウンスなどの基本的なサービスを提供することが可能だ。図書館スタッフの業務効率化を支援しながら、利用者との新しいコミュニケーション方法を確立する役割を担っている。

図書館でのロボット活用に関する考察

図書館へのロボット導入は、単なる業務効率化だけでなく、利用者とスタッフの新しい関係性を構築する可能性を秘めている。特に定型的な案内業務をロボットが担うことで、図書館スタッフはより専門的なレファレンスサービスや利用者との深いコミュニケーションに時間を割くことが可能になるだろう。

一方で導入初期には、ロボットとの対話に不慣れな利用者への配慮や、スタッフの運用スキル向上が課題となる可能性がある。また、ロボットの故障や不具合時の迅速な対応体制の構築も重要だ。システムの安定性確保とスタッフの技術習得が、円滑な導入の鍵を握っているだろう。

今後はtemiの活用範囲を段階的に拡大し、図書館特有の要件に合わせたカスタマイズを進めることが望ましい。利用者の声を積極的に取り入れながら機能改善を重ねることで、図書館サービスの新しいスタンダードを確立できる可能性がある。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「図書館運営における次世代ロボット「temi」の実証実験開始 | 株式会社 hapi-robo stのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000047772.html, (参照 24-12-19).

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