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公開：2024-12-19

物流DXプラットフォームのドラ基地が中継輸送の収益シミュレーションを公開、神戸〜横浜間で収益率8%増加を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 物流効率化プラットフォーム「ドラ基地」が収益シミュレーションを公開
• 神戸〜横浜間で中継輸送導入により収益率8%増加を実現
• 2024年4月の働き方改革法施行に対応した物流DXを推進

物流事業者向けドラ基地の中継輸送による収益改善効果

株式会社スペースは中継輸送のプラットフォーム「ドラ基地」において、泊付き運行から中継輸送への切り替えによる運賃シミュレーションを2024年12月17日に公開した。神戸〜横浜間の502kmの運行で収益率が8%向上するなど、物流事業者の収益性改善に貢献する結果が示されている。^[1]

「ドラ基地」は物流事業者同士をマッチングさせることで、長距離輸送を短距離輸送に切り替え、荷物交換式の中継輸送を実現するプラットフォームとして機能している。2024年4月からの働き方改革法施行に伴うトラックドライバーの時間外労働規制に対応し、従来の泊付き運行から日帰り運行への転換を支援することで、宿泊費や人件費の削減を可能にしている。

この中継輸送プラットフォームでは、荷受誘導員によるサポートや独自の荷物破損確認システムを導入することで、物流事業者間の円滑な連携を実現している。物流事業者同士の荷物交換をスムーズに行うことができ、トラックドライバーの労働環境改善と物流業界全体の効率化に寄与する仕組みを構築している。

ドラ基地による物流効率化の具体的効果まとめ

ドラ基地の詳細はこちら

中継輸送について

中継輸送とは、長距離運送を複数の短距離運送に分割し、中継地点で荷物を受け渡すことで効率的な配送を実現する物流システムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• トラックドライバーの労働時間短縮が可能
• 宿泊を伴う長距離運送を日帰り運行に変更可能
• 物流コストの削減と輸送効率の向上を実現

働き方改革法の施行により物流業界では長距離運送の見直しが急務となっており、中継輸送はこの課題を解決する重要な手段として注目を集めている。中継輸送の導入により、トラックドライバーの労働環境改善と物流事業者の収益性向上の両立が期待できる画期的なソリューションとなっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「荷物交換式の中継輸送で労務と収益を改善！ドラ基地導入時の収益シミュレーションを公開 | 株式会社スペースのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000097199.html, (参照 24-12-19).

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