キヤノンS&SとテクノクラフトがDXで業務提携、保育ICTと映像技術の融合で保育環境の向上へ

PR TIMES より
記事の要約
- キヤノンS&SとテクノクラフトがDXにおける戦略的業務提携を締結
- 保育ICT「コミュなび」を幼稚園・保育園ソリューションのコアに位置付け
- 映像ソリューションと保育ICTの連携で安心・安全な保育環境を実現
キヤノンS&SとテクノクラフトによるDX推進の業務提携
キヤノンシステムアンドサポートは保育業界のDX推進を目的として、2024年12月16日にテクノクラフトと戦略的業務提携を締結した。キヤノンS&Sが6月にリリースした「まかせてIT 幼稚園・保育園ソリューション」にテクノクラフトの保育ICTソリューションを融合することで、保育現場の業務効率化と安全性の向上を目指している。[1]
政府はこども未来戦略方針において職員配置基準の見直しや2026年度からのこども誰でも通園制度の実施を示しており、保育環境の質的向上が求められている。保育現場では指導計画作成や午睡記録、保護者との情報共有など多岐にわたる業務負担が課題となっており、業務効率化による保育の質向上が急務となっているのだ。
テクノクラフトは20年以上にわたり保育ICT「コミュなび」を開発・提供しており、2024年9月にはGPSを活用した園児見守りシステム「みまもりなび」をリリースした。両社の強みを活かし、映像ソリューションと保育ICTの連携によって、より安全で効率的な保育環境の実現を目指している。
戦略的業務提携の概要
項目 | 詳細 |
---|---|
主要ソリューション | まかせてIT 幼稚園・保育園ソリューション、コミュなび |
連携内容 | 映像ソリューションと保育ICTの統合 |
導入支援体制 | 全国の幼稚園・保育園事業者向けサポート強化 |
プロモーション | セミナー・展示会の共同開催 |
保育ICTについて
保育ICTとは、保育施設における業務のデジタル化を実現するための情報通信技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 指導計画や保育要録の電子化による文書作成の効率化
- 園児の午睡状態や検温などの記録のデジタル管理
- 保護者との連絡や情報共有のオンライン化
政府が推進する保育現場のDX化において、保育ICTは重要な役割を果たしている。テクノクラフトの「コミュなび」は20年以上の実績を持ち、GPSを活用した「みまもりなび」の機能と合わせて、より安全で効率的な保育環境の実現に貢献している。
保育DX推進の業務提携に関する考察
キヤノンS&Sとテクノクラフトの業務提携は、映像技術と保育ICTの融合という点で画期的な取り組みだ。特に園児の安全管理においては、映像による見守りとGPSによる位置情報の組み合わせが、より確実な安全確保につながることが期待される。両社の専門性を活かした包括的なソリューションの提供は、保育現場のDX化を大きく前進させる可能性があるだろう。
ただし、保育現場へのICT導入には、使いやすさと導入コストの両面での課題が存在する。保育士の ICTリテラシーには個人差があり、システムの操作に不安を感じるスタッフも少なくないため、丁寧な研修とサポート体制の構築が不可欠だ。導入後の運用コストについても、特に小規模園への配慮が必要となるだろう。
今後は保育現場のニーズに応じた機能のカスタマイズや、AIによる業務自動化の拡充が期待される。特に園児の活動記録や成長記録の自動生成、保護者とのコミュニケーション支援など、より踏み込んだDX化の実現が望まれる。政府の施策と連動した展開により、保育の質的向上と働き方改革の両立が実現できるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「キヤノンシステムアンドサポートと保育業界向け業務システムを開発するテクノクラフトが安心・安全な保育環境の実現に向けて戦略的業務提携を締結 | キヤノンシステムアンドサポート株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000014865.html, (参照 24-12-19).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
- インフラエンジニアとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- XaaS(X as a Service)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- XAI(説明可能なAI)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- WinActorとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- WMS(Warehouse Management System)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- Web-EDIとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- WaaS(Workspace as a Service)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- Terraformとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- SoR-SoE-SoIとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- AIツール「Microsoft Loop」の使い方や機能、料金などを解説
- フレクトがWOWOWの認証基盤システムをKeycloakで刷新、高負荷時のパフォーマンス向上とセキュリティ強化を実現
- デジタルフィンテックと学研ロジスティクスが株主優待のDX化で協業、物流とデジタルギフトによる運用効率化を実現
- プライム・スター株式会社がSDGs推進宣言を発表、エネルギーループの実現で持続可能な社会へ
- 大和リビングがライナフのスマート置き配を導入、再配達削減と入居者の利便性向上を実現
- Genが2025年のサイバーセキュリティ予測を発表、AIとディープフェイクによる高度な詐欺手法の増加を警告
- 株式会社LeanGoがマーケティングDXツールDEJAMにクエリLPO機能を追加、ROAS最適化とコンバージョン数の最大化を実現
- グリーがDX関連子会社をグリーエックスへ統合、2025年2月より新体制でDX支援を強化
- 名古屋鉄道が運転士向け保護メガネを導入、直射日光や反射光による眩しさを軽減し安全性が向上
- ミツウロコグリーンエネルギーが損保ジャパン仙台ビルへオフサイトコーポレートPPAによる再生可能エネルギー100%の電力供給を開始へ
- 堀場製作所が可搬型排ガス計測システムVERIDRIVEを発売、9成分高精度測定と環境負荷低減を実現