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JR東日本スマートロジスティクスがENEOSに多機能ロッカーを設置、サービスステーション初の実証実験開始へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

JR東日本スマートロジスティクスがENEOSに多機能ロッカーを設置、サービスステーション初の実証実験開始へ

PR TIMES より


記事の要約

  • JR東日本スマートロジスティクスがENEOSに多機能ロッカー設置
  • マルチエキューブが12月20日からサービスステーションに初導入
  • 2026年度までに日本全国に1000台の展開を目指す

マルチエキューブのENEOSプラットフォーム設置

株式会社JR東日本スマートロジスティクスは、多機能ロッカー「マルチエキューブ」をENEOSの次世代サービスステーションに導入することを2024年12月18日に発表した。ENEOSプラットフォームひたち野うしくサービスステーションに設置され、車両利用者向けに荷物の一時預かりや受け取りサービスを提供することで利便性の向上を図る。[1]

マルチエキューブは荷物の預け入れだけでなく、スマートフォンを使用したロッカーの予約機能やECサイトで購入した商品の受け取り、発送にも対応している。屋外設置となる今回は防滴仕様のロッカーを採用し、24時間利用可能な設計となっている。

2024年12月20日時点で東京駅や新宿駅など150駅に計387台の設置を予定しており、2026年度内には首都圏駅構内を中心に約1,000台30,000口の展開を目指している。他のインフラ施設等への設置も順次進め、サービスエリアの拡大を加速させる方針だ。

マルチエキューブの機能まとめ

項目 詳細
設置場所 ENEOSプラットフォームひたち野うしくサービスステーション
営業開始日 2024年12月20日(予定)
利用者 一般(登録なし)・マルチエキューブ会員
営業時間 24時間
利用料金 常温(S:400円 M:500円 L:700円)
決済方法 交通系ICカード・QRコード・クレジットカード

プラットフォームSSについて

プラットフォームSSとは、従来型のサービスステーションの概念を刷新し、人々が集うことをコンセプトとした新しい形態の施設のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 給油サービスに加えて複数の業態・サービスを提供
  • 象徴的な共有フォーマットによる施設アイデンティティの確立
  • 心と体のリフレッシュをテーマにした空間設計

ENEOSプラットフォームひたち野うしくサービスステーションは、従来の給油中心のサービスステーションから脱却し、多機能ロッカーなどの新しいサービスを導入することで利便性を向上させている。複数の業態やサービスを一つの施設に統合することで、新しい形のサービスステーションを確立しようとしている。

マルチエキューブのサービスステーション展開に関する考察

マルチエキューブのサービスステーション展開は、ECの発展に伴う荷物の受け取り需要の増加に対応する重要な取り組みとなっている。24時間利用可能な点は、時間に縛られない柔軟な受け取りニーズに応えることができ、特に仕事帰りのユーザーにとって大きな利点となるだろう。

一方で、屋外設置による防滴対策や防犯面での安全確保が今後の課題として考えられる。これらの課題に対しては、監視カメラの設置や定期的な点検、緊急時の対応体制の整備などが有効な解決策となり得るだろう。

今後は荷物の受け取り以外にも、地域特性に合わせたサービスの拡充が期待される。例えば観光地近くのサービスステーションでは手荷物一時預かりサービスの需要が高まる可能性があり、そうしたニーズに応じた機能の追加が望まれる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「サービスステーション初!多機能ロッカー『マルチエキューブ』をENEOSプラットフォームに新設します【JR東日本スマートロジスティクス】 | 株式会社JR東日本スマートロジスティクスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000152882.html, (参照 24-12-20).

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