サイオステクノロジーがRAG導入支援サービスを開始、Azure OpenAI Serviceを活用した企業のAI活用を促進
記事の要約
- サイオステクノロジーが企業向けRAG導入支援サービスを開始
- Azure OpenAI ServiceによるRAGシステムを1営業日で構築可能
- 先着30社限定でハンズオンセミナーを無料提供
サイオステクノロジーがRAG導入支援サービス「Azure OpenAI Service RAGスターターパック」を提供開始
サイオステクノロジー株式会社は2025年1月20日、生成AIの新たなサービスとして企業のRAG(検索拡張生成)導入を支援する「Azure OpenAI Service RAGスターターパック」の提供を開始した。このサービスは企業独自のドキュメント情報を元に質問に応じた回答を自動で生成するAIチャットボット構築支援サービスであり、Azureのクラウド環境を基盤としている。[1]
Microsoft ソリューションパートナーであるサイオステクノロジーによって生成AIと組み合わせたRAGの導入から回答精度の改善、運用支援まで一気通貫したサービス提供が実現された。柔軟なカスタマイズ機能を用いた業務課題に対する具体的な解決策の提供によって、企業における生成AIやRAGの利活用が促進されることが期待できる。
このサービスの提供開始を記念して、通常は有料の「【上級編】Azure OpenAIとサーバーレステクノロジーを駆使したRAGシステム構築ハンズオン」を先着30社限定で無料提供することも発表された。基本サービスの価格は100万円となっており、企業のニーズに応じた有償オプションも用意されている。
Azure OpenAI Service RAGスターターパックの特長まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
構築期間 | 最短1営業日でPoC環境構築可能 |
セキュリティ | 標準でEntra ID認証を導入したセキュアな環境 |
開発効率 | CI/CDで構築を自動化し効率的な改修とリリースが可能 |
導入容易性 | ITインフラの知識が少なくても導入可能 |
価格 | 基本サービス100万円(税抜) |
RAGについて
RAGは「Retrieval-Augmented Generation(検索拡張生成)」の略称であり、大量の知識を持ったAIモデルに企業独自の情報を外部知識として活用することができる仕組みを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 企業独自の情報をAIモデルの外部知識として活用可能
- 業務効率化や生産性向上に貢献
- 既存のドキュメント情報から自動で回答を生成
企業がRAGを導入する際には、システム構築に関するIT専門知識やスキル、情報セキュリティ上の懸念、実証実験にかかる時間と費用など、さまざまな課題が存在している。RAGスターターパックは、これらの課題を解決し、企業が手軽かつ安全にRAGを導入できるよう支援するサービスとして開発された。
参考サイト
- ^ サイオステクノロジー株式会社. 「サイオステクノロジー、企業のRAG導入支援サービス「Azure OpenAI Service RAGスターターパック」提供開始|プレスリリース|サイオステクノロジー株式会社」. https://sios.jp/news/press/2025/20250120-rag.html, (参照 25-01-21).
- Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
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