マクニカが四国電力へMenlo Securityを提供、グループ13,000名の安全なWeb利用環境を実現
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記事の要約
- マクニカが四国電力へMenlo Securityを提供開始
- グループ11社・13,000名が安全なWeb利用を実現
- VDI環境からの移行でレスポンス遅延を解消
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マクニカが仮想ブラウザプラットフォームMenlo Securityを四国電力へ提供
株式会社マクニカは三井情報株式会社と共同で、四国電力株式会社に対して仮想ブラウザプラットフォーム「Menlo Security Isolation Platform」を2025年1月31日に提供開始したと発表した。四国電力グループ11社・13,000名のユーザーが安全かつ快適なWeb利用環境を実現することが可能になった。[1]
四国電力では2019年に重要な社会インフラを守る観点からセキュリティ対策の一環としてオンプレミス環境でVDIを導入していたが、コロナ禍以降のWeb会議利用増加によってリソース不足が顕著になり、レスポンスの遅延が発生していた。50台以上のサーバーを使用するオンプレミス環境であったため、ハードウェアの調達や設置スペースの確保が困難であった。
Menlo Securityはネットワークから分離されたプラットフォームを経由することで、インターネット上からマルウェアを含まない安全な情報だけをユーザー側に転送する仮想ブラウザソリューションである。特許技術ACRによってWebブラウザに代わってWebコンテンツを取得し、プログラムを実行することが可能になった。
Menlo Security導入による効果まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
導入前の課題 | VDI環境でのリソース不足とレスポンス遅延 |
主な導入効果 | レスポンス遅延の解消とスムーズな業務遂行 |
利便性向上 | Webからの直接ファイルダウンロードが可能 |
運用面の改善 | システム部門への問い合わせ数が大幅減少 |
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ACR(Adaptive Clientless Rendering)について
ACRは、Menlo Securityが持つ特許技術であり、Webブラウザに代わってWebコンテンツを取得し実行する機能のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- Webコンテンツの安全な取得と実行
- レイアウト崩れのない表示機能
- ネットワーク分離による高度なセキュリティ
四国電力の事例では、VDI環境からMenlo Securityへの移行によってレスポンス遅延が完全に解消され、アクセス集中時でもスムーズな業務遂行が実現した。従来のVDI環境で必要だったファイルダウンロード時の二度手間も解消され、業務効率が大幅に向上している。
参考サイト
- ^ 株式会社マクニカ. 「マクニカ、VDIからの刷新として四国電力へ「Menlo Security」を提供 - セキュリティ事業 - マクニカ」. https://www.macnica.co.jp/public-relations/news/2025/146895/, (参照 25-02-04).
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