電通総研が人的資本開示診断ツール「羅人盤」を提供開始、ISO30414に基づく58項目で企業価値向上を支援

PR TIMES より
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記事の要約
- 電通総研が人的資本開示診断ツール「羅人盤」を提供開始
- ISO30414に基づく58項目の設問で企業の人的資本を可視化
- コンサルティングサービスと組み合わせた支援体制を構築
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電通総研の人的資本開示診断ツール「羅人盤」の特徴と機能
電通総研は企業の人的資本開示状況を可視化し企業価値向上を支援するツール「羅人盤」を2025年2月10日より提供開始した。このツールはISO30414の58の指標をベースに企業の人的資本に関する情報開示の現状と課題を導出するためのツールとして開発され、財務情報や従業員情報の開示状況から活用状況まで深堀りした分析が可能となっている。[1]
人的資本開示ツール「羅人盤」は企業の人的資本経営の強みと弱みを可視化することで次の施策検討を支援し、従業員の教育時間や内部通報件数などのデータからリスクをマトリクスで表示することができる。人的資本経営に関連するリスクを洗い出し、企業のガバナンス強化に向けた施策立案を可能にしているのだ。
電通総研は「羅人盤」の提供に加えて、ISO30414認証取得支援やHuman Report作成支援、人的資本リスクマネジメント支援などのコンサルティングサービスも展開している。統合HCMソリューション「POSITIVE」や人的資本経営のトータルHRソリューション「HUMAnalytics」と組み合わせた支援体制を整備していくことになる。
羅人盤の主な機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
可視化機能 | ISO30414準拠の58指標による現状分析、マトリクスやグラフでの表示 |
リスク分析 | 従業員教育時間、内部通報件数などのリスク指標の可視化 |
関連サービス | ISO30414認証取得支援、Human Report作成支援、リスクマネジメント支援 |
連携ソリューション | POSITIVE(統合HCM)、HUMAnalytics(トータルHR) |
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ISO30414について
ISO30414とは国際標準化機構が2018年12月に発表した人的資本に関する情報開示のガイドラインであり、企業がステークホルダーに対して人的資本に関する報告を行うための指針を定めている。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 人的資本に関する標準化された報告フレームワーク
- ステークホルダーへの透明性確保のための指標定義
- 従業員情報や教育投資などの包括的な開示基準
人的資本情報の開示は企業価値向上において重要な要素となっており、ISO30414への準拠は国際的な比較可能性を確保する手段として注目されている。電通総研の「羅人盤」はこのISO30414の要件に基づいて開発され、企業の人的資本経営の成熟度を測定し改善につなげることが可能だ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「電通総研、人的資本開示診断ツール「羅人盤(らじんばん)」の提供を開始 | 株式会社電通総研のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000324.000043138.html, (参照 25-02-11).
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