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公開：2025-02-14

住友林業がS&P Global社のサステナビリティ格付けで7年連続最高評価を獲得、ESG経営の成果が国際的に高評価

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 住友林業がS&P Global社のサステナビリティ格付けで最高評価を獲得
• 住宅建設セクターで18年連続で持続可能性に優れた企業に選定
• Dow Jones Best-in-Class指標の構成銘柄にも選出

住友林業のS&P Global社サステナビリティ格付け最高評価獲得

住友林業株式会社は2025年2月12日、S&P Global社が実施したサステナビリティ格付け「The Sustainability Yearbook - 2025 Rankings」において、住宅建設セクターで最高評価の「Top 1%」に選定されたことを発表した。住友林業は7年連続で最高評価を獲得しており、世界の大手企業7,690社以上の中から評価を受けた企業の一つとなっている。^[1]

S&P Global社は経済・環境・社会面での取り組みについて評価を行い、780社を「持続可能性に優れた企業」として選定しており、日本企業からは80社が掲載されることとなった。住友林業は2008年の「The Sustainability Yearbook」開始以来、住宅建設セクターにおいて18年連続で選定され続けており、今回のTop 1%選定企業9社の一角を占めている。

住友林業グループは長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を策定し、地球環境・人と社会・市場経済への価値の視点から9つの重要課題を特定している。2025年から始まる中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase2」では事業とESGの更なる一体化を基本方針の1つとして掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していく。

サステナビリティ格付け評価結果まとめ

サステナビリティ格付けについて

サステナビリティ格付けとは、企業の環境・社会・ガバナンスへの取り組みを評価する指標のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 企業の持続可能性を経済・環境・社会面から総合的に評価
• 国際的な投資判断基準として広く活用
• 企業の長期的な成長潜力を示す指標として注目

S&P Global社のサステナビリティ格付けは、世界有数の評価システムとして知られており、企業の持続可能性を客観的に評価することで投資家の判断材料を提供している。住友林業の継続的な最高評価獲得は、同社の持続可能な経営への取り組みが国際的に高く評価されていることを示している。

住友林業のサステナビリティ評価に関する考察

住友林業が18年という長期にわたって持続可能性に優れた企業として評価され続けていることは、同社のサステナビリティへの取り組みが一時的なものではなく、経営戦略の中核に位置づけられていることを示している。特に住宅建設セクターにおいて7年連続でTop 1%評価を獲得していることは、環境配慮型の住宅建設や持続可能な木材調達など、具体的な取り組みが実を結んでいることの証左だろう。

環境問題への関心が世界的に高まる中、建設業界におけるサステナビリティの重要性は今後さらに増していくことが予想される。住友林業には、これまでの取り組みをさらに発展させ、業界のリーディングカンパニーとして持続可能な社会の実現に向けたイノベーションを推進することが期待されるだろう。

Mission TREEING 2030の実現に向けた取り組みは、単なる環境対策にとどまらず、新たなビジネスチャンスの創出にもつながる可能性を秘めている。特に中期経営計画Phase2で掲げる事業とESGの一体化は、持続可能性と収益性の両立を目指す新しいビジネスモデルの構築につながるはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「S＆P「The Sustainability Yearbook - 2025 Rankings」最高評価の「Top 1%」に選定 | 住友林業株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000052275.html, (参照 25-02-14).

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