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公開：2025-02-15

AndTechが開催する全固体電池セミナーで豊橋技術科学大学松田教授が最新の研究開発動向を解説

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• AndTechが全固体電池に関するオンラインセミナーを開催
• 液相合成と全固体電池への応用について詳しく解説
• 豊橋技術科学大学の松田教授が登壇予定

AndTechが全固体電池開発の専門家によるオンラインセミナーを開催

株式会社AndTechは研究開発支援の一環として、2025年3月25日に全固体電池の専門家による「硫化物固体電解質の液相合成と全固体電池への応用」セミナーを開催することを発表した。豊橋技術科学大学教授の松田厚範氏を講師に迎え、液相からの硫化物系固体電解質ナノ粒子の合成手法と全固体電池への応用について解説を行う予定だ。^[1]

本セミナーでは液相加振法や硫黄過剰添加溶液法、水溶液系イオン交換法による固体電解質の合成手法について詳しく解説が行われる予定である。また電気泳動堆積法や核成長法による電極複合体の作製手法についても紹介されることになっている。

セミナーの最後には大容量Si負極複合体の作製と分析結果、全固体リチウムイオン電池の研究開発動向についても触れられる予定となっている。開発者や研究者にとって、最新の技術動向を学ぶ貴重な機会になるだろう。

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固体電解質について

固体電解質とは、リチウムイオン電池において液体電解質の代わりに用いられる固体のイオン伝導体のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 高い安全性と信頼性を実現可能
• 電池のコンパクト化に貢献
• イオン伝導性と化学的安定性を両立

硫化物系固体電解質は、高いイオン伝導度を示すことから次世代電池材料として注目を集めている。液相合成法による硫化物系固体電解質の開発は、従来の固体状態反応法と比べて低温での合成が可能であり、粒子サイズや組成の制御が容易になるという利点がある。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「3月25日(火) AndTech「硫化物固体電解質の液相合成と全固体電池への応用」WEBオンラインZoomセミナーを開催予定 | 株式会社ＡｎｄＴｅｃｈのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001075.000080053.html, (参照 25-02-15).

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