トランスコスモス・デジタル・テクノロジーが休業サポート手当を導入、産休育休介護休業中の業務サポートに月1万円を支給
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PR TIMES より
記事の要約
- トランスコスモス・デジタル・テクノロジーが休業サポート手当を導入
- 産休・育休・介護休業中の業務サポート社員に月1万円を支給
- 2025年1月からのテスト期間を経て2026年4月に本格導入
トランスコスモス・デジタル・テクノロジーの休業サポート手当の導入
株式会社トランスコスモス・デジタル・テクノロジーは、出産・育児や介護により休業を取得する社員の業務をサポートする社員に対し、休業サポート手当のテスト導入を2025年1月より開始した。社員の約90%をエンジニアが占める同社は、エンジニアファーストを掲げ働きやすい環境づくりに努めており、男性の育児休業取得率は100%を達成している。[1]
休業サポート手当は休業取得者の業務を担当する社員最大2名に対し、休業開始月から5ヶ月間と復職後1ヶ月までの最大6ヶ月間にわたり、毎月1万円を支給する制度となっている。同制度により、休業取得者が安心して休業に入ることができ、また休業中に業務サポートする社員に感謝の気持ちを表すことが可能になった。
同社は2026年1月から3月にかけてテスト導入対象者へのヒアリングを実施し、ルールを見直した上で2026年4月より本格運用を開始する予定となっている。トランスコスモス・デジタル・テクノロジーは今後も社員一人ひとりが働きやすさと働きがいを実感できる職場環境づくりを目指していく方針だ。
休業サポート手当制度の概要
項目 | 詳細 |
---|---|
支給対象者 | 出産・育児や介護で休業する社員の業務サポートを担当する社員(最大2名) |
支給期間 | 休業開始月から5ヶ月間+復職後1ヶ月まで(最大6ヶ月間) |
支給額 | 10,000円/月(最大60,000円) |
導入スケジュール | テスト導入:2025年1月~2026年3月、本格導入:2026年4月 |
エンジニアファーストについて
エンジニアファーストとは、企業がエンジニアを最優先に考え、その働きやすさや成長を重視する考え方のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- エンジニアの働き方や環境を最優先に整備
- 技術力向上のための支援制度の充実
- エンジニアの意見を重視した制度設計
トランスコスモス・デジタル・テクノロジーでは、社員の約90%をエンジニアが占めており、資格支援や図書月間などの制度を通じてエンジニアの成長をサポートしている。また、時短業務の設定など、育児と仕事の両立を支援する制度も整備されており、エンジニアファーストの理念に基づいた取り組みが実践されている。
休業サポート手当制度に関する考察
休業サポート手当制度の導入により、休業取得者の心理的負担が軽減され、より多くの社員が休業制度を活用できる環境が整備されることが期待される。一方で、サポート業務の分担方法や業務量の調整など、運用面での課題が浮上する可能性があるため、テスト期間中のヒアリングを通じて制度の改善を図ることが重要だろう。
休業サポート手当制度の成功には、サポート担当者の選定基準や業務引継ぎプロセスの確立など、具体的な運用ガイドラインの整備が不可欠となる。また、休業取得者の復職支援プログラムとの連携や、サポート担当者のスキルアップ支援など、制度を補完する取り組みの検討も必要になってくるだろう。
今後は、休業サポート手当制度を基盤として、より柔軟な働き方を実現するための新たな制度設計や、サポート業務を通じたキャリア形成の機会創出など、制度の発展的な活用が期待される。休業サポート手当制度は、働きやすい職場環境の実現に向けた重要な一歩となるはずだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「産休・育休、介護休業中社員の業務サポートに対し「休業サポート手当」の支給を開始 | 株式会社トランスコスモス・デジタル・テクノロジーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000105064.html, (参照 25-02-04).
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