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公開：2025-02-26

NECが生成AI「cotomi」搭載のNetMeister Prime Plusを発表、ネットワーク運用の自動化と効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NECがNetMeister Prime Plusを販売開始
• 生成AI「cotomi」による運用支援機能を統合
• 無線LANのトラブルシューティングを効率化

NECが生成AI搭載のネットワーク統合管理サービスを発表

NECは既存のクラウド型ネットワーク統合管理サービス「NetMeister Prime」に生成AI「cotomi」を組み込んだ新サービス「NetMeister Prime Plus」を2025年2月25日より提供開始した。企業や自治体のネットワーク運用部門では、リモートワークの増加やゼロトラストネットワークの普及により、運用が複雑化し、サイバーセキュリティの脅威も増大している状況だ。^[1]

この新サービスは、従来のブラウザベースの一元管理機能に加え、NECが独自開発した生成AI「cotomi」とSDNの運用ナレッジを組み合わせることで、無線LANネットワーク機器のトラブルシューティングを強力に支援する。AIチャット機能では、NECの技術情報データベースと端末接続分析機能から得られた情報を基に、具体的な解決策を対話形式で提案することが可能だ。

NECは今回の無線アクセスポイントに関するトラブルシューティング機能提供をStep1として、2027年度までにStep2、Step3と段階的にサービス範囲を拡大していく計画を立てている。AIを活用した運用効率化により、高度なスキルに依存しない運用体制の実現を目指すとしている。

NetMeister Prime Plusの主要機能まとめ

NetMeister Prime Plusの詳細はこちら

ゼロトラストネットワークについて

ゼロトラストネットワークとは、社内外を問わずすべてのアクセスを信頼せず、常に検証を行うセキュリティモデルのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• すべてのアクセスを検証対象とする包括的な認証管理
• リソースへのアクセス権限を必要最小限に制限
• 通信の暗号化とアクセスログの継続的な監視

企業のリモートワーク環境では、従来の境界型セキュリティでは対応が困難なセキュリティリスクが増加している。ゼロトラストネットワークの採用により、場所や端末を問わず安全なアクセス制御が実現でき、NECのNetMeister Prime Plusはこうした環境での運用管理を効率化する重要なツールとなる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「NEC、生成AIを搭載したネットワークのクラウド型統合管理サービス「NetMeister Prime Plus」を販売開始 | 日本電気株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000838.000078149.html, (参照 25-02-26).
2. NEC. https://jpn.nec.com/

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