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NECが生成AI搭載のNetMeister Prime Plusを発表、ネットワーク運用の効率化とトラブル対応の迅速化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • NECがNetMeister Prime Plusを提供開始
  • 生成AI「cotomi」によるAI連携機能を統合
  • ネットワーク運用の効率化とトラブル対応を実現

NECがAI機能搭載のネットワーク統合管理サービスを発表

NECは2025年2月25日、ネットワーク機器の統合管理サービス「NetMeister Prime」に自社開発の生成AI「cotomi」を組み込んだ上位サービス「NetMeister Prime Plus」の提供を開始した。このサービスでは無線LANネットワーク機器に関するトラブルシューティングを支援するAI連携機能が新たに追加され、ネットワーク運用の効率化が図られている。[1]

ネットワーク運用部門が直面するWi-Fiの問い合わせ増加や技術者不足の課題に対応するため、NECは生成AI「cotomi」とSDNの構築・運用・保守で蓄積したナレッジを組み合わせたサービスを展開している。AIチャット機能では技術情報データベースと端末接続分析機能から得られた情報を基に具体的な解決策を提案することが可能だ。

リモート環境からの迅速なトラブルシューティングを実現することで、ネットワーク運用者の作業時間短縮とネットワークの安定稼働に貢献する取り組みとなっている。今後3年間で累計7万台のネットワーク機器への導入を目指し、無線アクセスポイントに関する機能提供をStep1として、順次サービス範囲を拡大していく方針である。

NetMeister Prime Plusの価格と機能まとめ

管理台数 月額料金(税別)
1台 3,400円
5台 13,000円
10台 21,000円
50台 85,000円
100台 145,000円

生成AIについて

生成AIとは、人工知能技術の一種で、テキストや画像、音声などの新しいコンテンツを生成することができる技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 大量のデータから学習し、人間のような自然な出力を生成
  • 文脈を理解し、状況に応じた適切な応答が可能
  • 専門知識を活用した具体的な解決策の提案が可能

NECが開発した生成AI「cotomi」は、高速かつ高い日本語性能を有する特徴を持ち、ネットワーク運用のナレッジと組み合わせることでトラブルシューティングを効率化している。ことばにより未来を示し「こと」が「みのる」という想いを込めた名称であり、生成AIを軸にユーザーと伴走するパートナーを目指している。

参考サイト

  1. ^ NEC. 「NEC、生成AIを搭載したネットワークのクラウド型統合管理サービス「NetMeister Prime Plus」を販売開始」. https://jpn.nec.com/univerge/press/netmeister/20250225.html, (参照 25-02-26).
  2. NEC. https://jpn.nec.com/

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