セキュリティ

SECURITY

公開：2025-02-27

ZscalerがAsset Exposure Managementを発表、組織の資産リスク管理機能が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ZscalerがAsset Exposure Managementを発表
• 脅威エクスポージャー管理ソリューションを拡張
• 資産のリスク管理を強化する新機能を搭載

Zscalerの新ソリューションが資産リスク管理を効率化

Zscaler, Inc.は2025年2月25日、サイバー資産攻撃対象領域管理(CAASM)を実現するZscaler Asset Exposure Managementを発表した。Data Fabric for Securityを基盤とし、Zero Trust Exchangeプラットフォームから得られる日間5,000億件のセキュリティトランザクションデータを活用することで、組織における資産のリスク管理を強化している。^[1]

Zscaler Asset Exposure Managementは5,000万台以上のデバイスからテレメトリーデータを収集し、Zero Trust Branchソリューションを通じて支店や工場の資産を詳細に可視化する機能を備えている。Zero Trust Cloudソリューションによってマルチクラウド環境のワークロードに関するインサイトも提供することで、包括的な資産管理を実現するだろう。

新ソリューションは正確な資産インベントリーの作成や管理範囲のギャップの特定、データの正確性の向上などの機能を提供している。さらにRisk360およびUnified Vulnerability Managementと連携することで、自動化された修復ワークフローとポリシー調整を通じてリスクの高い資産へのアクセス制限を実現している。

Zscaler Asset Exposure Managementの機能まとめ

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CAASMについて

CAASMとは「Cyber Asset Attack Surface Management」の略称で、組織のデジタル資産における攻撃対象領域を管理するためのアプローチを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 複数ソースからのデータを統合し資産の可視化を実現
• セキュリティギャップを自動検出し優先順位付けを支援
• 継続的なモニタリングによりリスクを効率的に低減

CAASMは組織のデジタル資産を包括的に把握し、潜在的な脆弱性やセキュリティリスクを特定するための重要な基盤となっている。Zscaler Asset Exposure Managementでは、Data Fabric for Securityを活用してCAASMの機能を強化し、より効果的なリスク管理を実現することが可能となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ゼットスケーラー、Asset Exposure Managementを発表、 サイバーリスクをより迅速かつ効果的に低減 | ゼットスケーラー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000055108.html, (参照 25-02-27).

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