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IIJがCDPでSMXとの連携機能を提供開始、ノーコードでのアカウント連携とコスト削減を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • IIJがCDPでSMXとの連携機能を提供開始
  • ノーコードでアカウント連携が可能に
  • 月額6万円からの新プラン「ライトエディション」も提供

IIJがクラウドデータプラットフォームサービスの新機能を発表

株式会社インターネットイニシアティブは2025年2月25日、IIJクラウドデータプラットフォームサービスにおいてIIJセキュアMXサービスとの連携機能「IIJセキュアMXサービスアダプター」の提供を開始した。このアダプターによって複数のデータソースからノーコードでSMXのアカウントデータを連携することが可能となり、メールアカウント管理の運用負荷を大幅に軽減できるようになった。[1]

国内シェアNo.1の統合メールセキュリティサービスであるSMXでは、組織変更や社員の入退社のたびにメールアカウントの登録・削除などの作業が発生し、特にアカウント数が多い顧客から手動での運用が煩雑で負荷が大きいという声が多く寄せられていた。新機能の追加によって、人事管理システムやActive Directoryなど各種データソースからアカウントデータを容易に連携できるようになった。

CDPにおいては、必要最低限の機能を月額6万円から利用できる新プラン「ライトエディション」の提供も開始された。特定SaaSとの連携やExcelデータの入出力など、連携本数が数本程度までの小規模な連携要件に最適なプランとなっており、SMXのメールアカウント管理を含めてコストを抑えてデータ連携を実施することが可能になった。

CDPライトエディションの機能まとめ

項目 詳細
基本料金 月額60,000円(税抜)から
主要機能 データ加工・変換、ファイル連携、REST API連携
対応サービス 共有フォルダ(CIFS/NFS)、SMX連携
特徴 ノーコードでのデータ連携、小規模連携に最適
CDPの詳細はこちら

ノーコードについて

ノーコードとは、プログラミング言語を使用せずにアプリケーションやシステムを構築できる開発手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 専門的なプログラミング知識が不要
  • 視覚的なインターフェースによる直感的な操作
  • 開発期間の短縮と運用コストの削減が可能

CDPでは、このノーコード技術を活用することでSMXとのアカウントデータ連携を実現している。システム間のデータ連携やデータの加工・変換を、専門的な知識やスキルを持たない担当者でも簡単に実行できるため、メールアカウント管理の運用効率を大幅に向上させることが可能だ。

参考サイト

  1. ^ IIJ. 「IIJ、データ連携を容易に実現する 「IIJクラウドデータプラットフォームサービス(CDP)」において、 IIJのメールセキュリティサービス(SMX)との連携機能を提供開始 | IIJについて | IIJ」. https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2025/0225.html, (参照 25-02-27).

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