No.1がソフトウェア開発のコードを子会社化、OZ MODEとの連携でIT人材不足の解決へ前進

PR TIMES より
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記事の要約
- No.1がソフトウェア受託開発のコードを完全子会社化
- OZ MODEとの連携でIT人材不足の解決を目指す
- 官公庁との取引基盤を活かしシステム開発事業を強化
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No.1によるコード社の子会社化でIT事業領域が拡大
株式会社No.1は2025年2月28日、ソフトウェアの受託開発および運用メンテナンスを手掛ける株式会社コードの全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。コードは長年にわたり官公庁との強固な関係性を築き、安定した受注基盤を持つソフトウェアの受託開発企業として知られている。[1]
No.1は2024年にOZ MODE株式会社を子会社化してシステム開発およびSES事業へ参入しており、コードの子会社化によってソフトウェア開発とシステムの受託という新たな事業領域をさらに強化することが可能となった。レガシーマイグレーションとオープンマイグレーションの両方に強みを持つコードは、SESやオープン系の受託開発を得意とするOZ MODEとの相互補完的な事業展開が期待される。
グループイン後はOZ MODEとの連携により、開発の内製化や人員の相互補完、取引先への人員派遣など、グループ力を活用した事業領域の拡大を目指している。業界全体が直面するIT人材不足という課題に対しても、コードが持つ強みとOZ MODEのSES事業における高スキルエンジニアの育成によるシナジー効果が期待されている。
No.1グループ各社の概要まとめ
No.1 | コード | OZ MODE | |
---|---|---|---|
設立年月日 | 1989年9月27日 | 1989年9月1日 | 2006年1月11日 |
所在地 | 東京都千代田区 | 東京都中央区 | 東京都渋谷区 |
代表者 | 辰巳 崇之 | 多羅 憲太郎 | 押部 忠宏 |
主な事業内容 | 情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売 | ソフトウェア受託開発・運用メンテナンス | ITコンサルティング・システム開発 |
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SES事業について
SESとは「System Engineering Service」の略称で、クライアントに対してエンジニアの技術力や専門スキルを提供するサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- クライアント企業に常駐してシステム開発を行う
- 技術者の専門性と経験を活かした柔軟な人材配置が可能
- プロジェクトの規模や期間に応じた人材リソースの調整が可能
No.1グループではOZ MODEがSES事業を展開しており、高スキルエンジニアの育成に注力している。コードの子会社化により、レガシーシステムからオープン系まで幅広い開発案件に対応できる体制が整うことで、より効果的なSES事業の展開が期待できる。
No.1のグループ戦略に関する考察
No.1による相次ぐM&Aは、情報セキュリティ機器の販売からIT総合サービス企業への転換を図る戦略的な動きとして評価できる。特にコードが持つ官公庁との取引基盤は、安定した収益源となるだけでなく、今後のデジタル化推進における重要な足がかりになるだろう。
一方で、異なる企業文化や開発手法を持つ組織の統合には課題も予想される。特にレガシーシステムとオープン系システムの開発チーム間での知識共有やプロジェクト管理の統一化には時間を要する可能性が高い。グループ各社の強みを活かしながら、いかに効率的な組織運営を実現できるかが成功の鍵となるだろう。
また、IT人材の育成・確保は業界全体の課題であり、単なる人材の相互補完だけでなく、グループ全体での体系的な教育プログラムの確立が必要となる。コードとOZ MODEの技術ノウハウを活かした独自の人材育成システムの構築が、今後の競争力強化につながるのではないか。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「No.1がソフトウェア受託開発を手掛けるコードを子会社化 ~グループ間シナジーで事業領域の拡大とIT人材不足の解決へ~ | 株式会社No.1のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000055597.html, (参照 25-03-03).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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