ASUSがNVIDIA GB10搭載のAscent GX10を発表、ペタフロップス級のAI処理能力を実現

PR TIMES より
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記事の要約
- ASUSがNVIDIA GB10搭載のAscent GX10を発表
- 最大1,000 AI TOPSの処理能力と128GB統合メモリを実現
- 2025年第2四半期から予約受付開始予定
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ASUS Ascent GX10によってAI開発環境が進化
ASUS JAPAN株式会社は、NVIDIA GB10 Grace Blackwell Superchipを搭載した次世代AIスーパーコンピュータASUS Ascent GX10を2025年3月19日に発表した。このシステムは最大1,000 AI TOPSの処理能力と128GBの統合メモリを備え、ペタフロップス規模の演算処理を実現することが可能となっている。[1]
ASUS Ascent GX10は、第5世代Tensor CoreとFP4サポートを備えたBlackwell GPUと20コアArm CPUを搭載しており、大規模なAIモデルの開発と推論処理を効率的に実行することができる。NVLink-C2C技術によってPCIe 5.0の5倍の帯域幅を実現し、CPU+GPUメモリモデルの統合により高速なデータ処理が可能となっている。
最新のFP4データフォーマットサポートと128GB統合システムメモリにより、最大2000億パラメータのAIモデルを管理することが可能となった。さらにNVIDIA ConnectX NICs経由で2台のGX10システムをリンクすることで、Llama 3.1の4050億パラメータなどの大規模モデルにも対応できる機能を実装している。
ASUS Ascent GX10の主要スペックまとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
AI処理性能 | 最大1,000 AI TOPS |
統合メモリ容量 | 最大128GB |
GPU | Blackwell GPU(第5世代Tensor Core搭載) |
CPU | Grace 20コアArm CPU |
通信技術 | NVIDIA NVLink-C2C(PCIe 5.0の5倍の帯域幅) |
対応モデル規模 | 最大2000億パラメータ(単体)、4050億パラメータ(2台接続時) |
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Tensor Coreについて
Tensor Coreとは、AIワークロードに特化した演算ユニットで、行列演算を高速に処理することができる専用のプロセッサである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 行列演算の並列処理に最適化された専用アーキテクチャ
- AIモデルの学習と推論を高速化する特殊な演算ユニット
- 従来のGPUコアと比較して大幅な性能向上を実現
ASUS Ascent GX10に搭載されている第5世代Tensor Coreは、FP4データフォーマットをサポートすることで、より効率的なAIモデルの処理が可能となっている。これにより、大規模な言語モデルやディープラーニングモデルの推論処理を高速かつ効率的に実行することができるのだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ASUS、NVIDIA GB10 Grace Blackwell Superchipを搭載したAIスーパーコンピュータASUS Ascent GX10を発表 | ASUS JAPAN株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001444.000017808.html, (参照 25-03-20). 3072
- NVIDIA. https://www.nvidia.com/ja-jp/
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