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アンドパッドとNYKシステムズがRebro 2025とANDPAD図面のデータ連携を開始、測定業務の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

アンドパッドとNYKシステムズがRebro 2025とANDPAD図面のデータ連携を開始、測定業務の効率化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • アンドパッドがRebro 2025とのデータ連携を開始
  • レブロの属性情報をANDPAD図面に一括取り込み可能に
  • 測定業務の準備作業が大幅に効率化

建築設備CAD「Rebro 2025」とANDPADの連携開始

株式会社アンドパッドは、株式会社NYKシステムズが開発・提供する建築設備専用CAD「Rebro 2025」とのデータ連携を2025年3月24日より開始した。この連携により、レブロで作成した図面の型式や風量、座標などの属性情報をANDPAD図面に一括で取り込むことが可能になり、測定業務の準備作業が大幅に効率化されることになる。[1]

従来の測定業務では、レブロで作図した図面の属性情報をANDPADに手作業で入力する必要があり、作業者への大きな負担となっていた。今回のデータ連携により、ANDPAD図面上で最新図面の関係者間共有やコメントの書き込み、写真の貼り付けなどのコミュニケーションが円滑に行えるようになった。

アンドパッドは建設DXの推進の一環として、今後もレブロとの連携強化を継続的に進めていく方針だ。データのマッピングはプリセットされており細かな設定作業が不要な上、必要に応じて出力する項目の設定も可能となっている。

Rebro 2025とANDPADの連携機能まとめ

項目 詳細
主な機能 レブロからANDPAD図面への属性情報の一括取り込み
出力方法 レブロ上の「ANDPADに出力」ボタンから実行
設定方法 データのマッピングはプリセット済み、必要に応じて項目設定可能
対応情報 型式、風量、座標などの属性情報
活用場面 測定業務の準備作業、図面共有、コミュニケーション

BIMについて

BIMとは「Building Information Modeling」の略称で、建築物の3次元モデルに様々な属性情報を付与して活用する手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 3次元モデルと属性情報を一元管理し、設計から維持管理まで活用可能
  • 建築設備の高精度なモデリングと情報管理を実現
  • 関係者間での情報共有と連携を効率化

建築設備専用CADのレブロはBIMに対応しており、3次元モデルの作成から設計、維持管理まで一貫した情報管理を実現している。ANDPADとの連携により、BIMの属性情報を測定業務にシームレスに活用できるようになり、建設プロジェクト全体の効率化に貢献することが期待される。

建築設備CADの連携強化に関する考察

建築設備CADとプロジェクト管理システムの連携は、建設業界のデジタルトランスフォーメーションにおいて重要な一歩となる。特に測定業務における手作業の削減は、人手不足が深刻化する建設業界において作業効率の向上と人的ミスの低減に大きく寄与するだろう。

今後の課題として、異なるCADソフトウェアとの互換性や、より複雑な属性情報の連携への対応が挙げられる。建設プロジェクトでは複数のCADソフトウェアが使用されることが多く、相互運用性の確保が重要な課題となっている。

将来的には、AIやIoT技術との統合により、測定データの自動収集や分析、予測保全への活用など、より高度な機能の実装が期待される。建設DXの推進において、データ連携の範囲拡大と機能の高度化が重要な鍵を握るだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「アンドパッド、建築設備専用CAD「Rebro2025」とのデータ連携を開始 | 株式会社アンドパッドのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000144.000018154.html, (参照 25-03-25).
  2. 2144

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