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公開：2025-03-26

YSL BEAUTYが地球環境再生プロジェクトで新プログラムを発表、2030年までに10万ヘクタールの保護目標に向け50％以上を達成

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• YSL BEAUTYが「REWILD OUR EARTH」の新プログラムを発表
• 2030年までに10万ヘクタールの荒野を保護・再生へ
• セントビンセントで絶滅危惧種の保護プログラムを開始

YSL BEAUTYが展開する地球環境再生プロジェクトの進展

YSL BEAUTYは2025年3月24日、グローバルプロジェクト「REWILD OUR EARTH」の一環として、世界的NGO「Re:wild」との提携による8番目のリワイルディングプログラムを発表した。カリブ海の島国セントビンセントおよびグレナディーン諸島の生物多様性保護に焦点を当てたプログラムは、過去15年間で20頭未満しか確認されていない絶滅危惧種のブラックスネークの保護を目指している。^[1]

YSL BEAUTYは2017年からモロッコのアトラス山脈とウリカ渓谷で活動を開始し、その後ハイチやマダガスカルなど6地域で保護プログラムを展開してきた。現在までに50,950ヘクタール以上の生態系を再生し、71万本以上の植樹を実施することで、2030年までの10万ヘクタール目標に向けて50％以上の進捗を達成している。

本プロジェクトは「CHANGE THE RULES, CHANGE THE FUTURE」というYSL BEAUTYのサステナビリティプラットフォームの一環として実施されており、環境負荷の軽減や地球環境の再生など3つの柱で構成されている。Re:wildとの連携により、世界中の生物多様性の保護と再生を通じて地球の再生力向上を目指している。

REWILD OUR EARTHプログラムの各地域での成果まとめ

REWILD OUR EARTHの詳細はこちら

リワイルディングについて

リワイルディングとは、自然を野生の状態に戻すための革新的な保護アプローチのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 損傷した生態系の修復と劣化した景観の再生を行う
• 自然のプロセスを尊重し、生物多様性の回復を促進する
• 地域社会と協力しながら持続可能な保護活動を展開する

YSL BEAUTYのリワイルディングプログラムは、世界的NGOのRe:wildと連携し、500以上のパートナーと協力して気候変動と生物多様性の喪失という課題に取り組んでいる。このアプローチにより、絶滅危惧種の保護から地域社会の持続可能な発展まで、包括的な環境保護活動を実現している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「YSL BEAUTYは、グローバルプロジェクト「REWILD OUR EARTH」の新プログラムを発表。2030年までの目標に向けて5万ヘクタールのグローバルインパクトを拡大 | 日本ロレアル株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000032072.html, (参照 25-03-26).
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