経済

ECONOMY

公開：2025-03-25

ほくりくみらい基金が休眠預金等活用事業の公募を開始、能登の創造的復興に向けた取り組みを支援へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ほくりくみらい基金が休眠預金等活用事業の公募を開始
• 能登地域の創造的復興に向けた事業を支援
• 一次募集は4月1日から4月29日まで実施

能登の未来づくり事業で創造的復興を目指す休眠預金等活用事業の公募が開始

公益財団法人ほくりくみらい基金は、「里山里海で多様な担い手がつながる能登の未来づくり事業」の公募情報を2025年3月21日に公開した。本事業は一般財団法人里山里海未来財団および特定非営利活動法人エティックとのコンソーシアムによって実施される取り組みである。^[1]

本事業では子どもや若者の支援、女性の経済的自立支援、地域社会における活力低下への対策など、多岐にわたる社会課題の解決を目指している。総事業費は247,800,000円に設定され、一次募集では3,000万円規模の事業を4団体、二次募集では2,000万円規模の事業を6団体採択する予定だ。

申請対象は石川県内で創造的復興に向けた地域課題解決の担い手となる団体で、事業期間は2028年2月29日までとなっている。能登が有する里山里海の資源を活用した事業や、福祉・教育・子育て等の地域課題解決のスモールビジネスなどが期待されている取り組みとなる。

休眠預金等活用事業の概要まとめ

事業の詳細はこちら

休眠預金等活用事業について

休眠預金等活用事業とは、金融機関で長期間取引がない預金等を活用して社会課題の解決を図る取り組みのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 預金者等の利益を保護しつつ、民間公益活動を促進
• 社会課題解決のための革新的な手法の開発を支援
• 成果重視の助成プログラムを実施

本事業では、能登地域の創造的復興に向けて、里山里海の資源を活用した地域活性化や若者の能力開発支援、女性の経済的自立支援など、多様な社会課題の解決を目指している。地域のエコシステムを耕す視点を持ち、人材・資源を豊かにしていく意志のある団体の参画が期待されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「休眠預金等活用事業「里山里海で多様な担い手がつながる能登の未来づくり事業」公募情報を公開 | 公益財団法人ほくりくみらい基金のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000111908.html, (参照 25-03-25).
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